バーテンダーに聞いてみた！「彼氏にしてはいけない3B」って本当にチャラいの？

巷の女性たちの間でウワサされている「彼氏にしてはいけない3B」をご存知でしょうか。

「3B」とは、バンドマン・美容師・バーテンダーの頭文字を取ったもの。異性と接する機会が多く、恋人の存在を隠しがち――つまりチャラいから、交際には向いていないと言われている男性たちのこと。

とはいえ、「3B」全員を一概にチャラいと言ってしまっていいのでしょうか。彼らをきちんと観察すれば、真面目な一面も垣間見れるかも！？　そこで今回は、iettyの女性ライター・みさぽんのリアル友だちのバーテンダーに、「ぶっちゃけチャラいの？」と直撃取材をしてみました！

バーテンダー・白土翔太さん（27歳）

取材に応じてくれたのは、今年３月にオープンした新宿にある「Bar facsina」のオーナー兼バーテンダー・白土翔太さん。大工からバーテンダーに転職した異色の経歴を持っています。

「飽きっぽい性格だから、大工以外の仕事をしたいとずっと思っていて。いろいろ悩んだけど、お酒を飲むのも人と話すのが好きだから、バーを開くことにしました」とのこと。今は1店舗のみですが、年内に２店舗目オープンを目指して日々奮闘中だそう。

と紹介しつつも、白土さんに会うのは、実は2回目。しかも、シラフで話すのはこの日が初めて。

おしゃれなレストランで2人きりの取材だったので、ちょっと期待する気持ちもあったり……。しかし、このときはまだ知りませんでした。最後に悲しいお知らせが待っていることを……。

遊び慣れた男女が集う場所で働くバーテンダーたち。シェイカーやマドラーを巧みに操り、おしゃれなカクテルを作る姿は大人の魅力があふれています。夜の世界を知り尽くしている彼らも、派手な遊び方をしているイメージがありますが、果たして……。

―ー白土さんって、ぶっちゃけ夜遊びとかしてるの？

「いやいやいや（笑）。毎日17時に出勤して、朝5時に自宅へ帰る生活。完全に昼夜逆転してるから、女のコはもちろん、サラリーマンの友だちと会う時間はあまりないんだよね。休日も一応あるけど、付き合いでバー仲間の店に顔を出しに行くから、夜は基本的に遊んだりできないんだ」（白土さん）

出勤日は、仕事で夜遊びができないにしても、休日の夜もほかのバーに出向いているとは意外。なんとも、他店のオーナーと意見を交換し合って、２軒目、３軒目を出店するときの参考にするそう。

しかしながら、バーテンダーとして働いていても、出会いはたくさんあるはず。お客さんとして知り合ったさまざまな職業や年齢の女性と親しいなかになっているのでは？

――お店に来る女のコと仲良くなって遊んだり、飲みに行ったりするの？

「LINEや電話番号の交換はするけど、私的な交流はあんまりないかな。だってお店に来るお客さんは、男女合わせて毎月２００人くらいいるから、名前と顔を覚えるだけでも精いっぱい。だから、老若男女友だちや知り合いは多いけれど、特定の女のコと仲良くなる時間は、正直あんまりないんだよね」（白土さん）

とはいえ、接客業で夜の仕事ということもあり、ほかの仕事に比べてイケメン率は高し。白土さんのさわやかな笑顔を見たら、女性の方から声をかけてくる人もいそうだけど……

――女性の方から積極的に声をかけてきたりはしないんですか？

「いや…実はボク、今年の春に結婚したんですよ。」（白土さん）

ーーえっ？

「だから、ボク結婚してるんですよ。」（白土さん）

ーーそ、そ、そうだったんですね……

「確かに、女性のお客さんに積極的に来られることがないことはないけど、結婚しているから、正直モテると困るというか……。

それに、あんまり既婚者だと思われないので、『彼女いるの？』と聞かれることがよくあるんだよね。でも、結婚しているというと、あからさまにテンションが下がってしまう方もいるので、『彼女 ‟は” いないです』っていう微妙な返ししかできないのが悩みどころだよ」（白土さん）

ーー（テンション下がりました）

ということで、世間の女性の間ではバーテンダーはチャラいと思われがちですが、実際に話を聞いてみると

と、意外な一面を持っていることが分かりました。

バーは、単にお酒が飲めるだけでなく、居心地の良い空間が過ごせる、いわば「セカンド・プレイス」のような場所。

行きつけのバーを見つけたいな、と思ったらオフィスや自宅の近くなど、足しげく通えるところで探すのがおすすめ。「Bar facsina」の最寄り駅「東新宿駅」にも魅力的な物件はたくさんあります。