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会社から近いところに住みたーい!
今は会社から近い物件を探し中!
希望の物件は駅近でトイレとバスがセパレートで家賃が8万円くらい!そんな物件あるのかな……。まずはネットで検索!
はるかは夕食の用意(温めるだけ)をしながら、パソコンを開いて物件を検索し始める。
早速電話をするはるか。
何かがおかしい。はるかは異変に気づいた。
なんと、時計の針が止まっているのだ。
なんか壁からモサいの出てきたー!
きみが騒いでも隣に住むイチャイチャカップルには聞こえない
いえってぃが教える“おとり物件”を見分けるポイント
ポイント1:相場より安い物件は疑え
まずは、「この街に住みたいなぁ~」と思った土地の家賃相場を調べてね。家賃相場より明らかに安い物件は“おとり物件”の可能性が高いよ!
この時、月々の家賃と同じくらい気をつけるべき箇所は初期費用と物件写真。敷金、礼金ゼロゼロになってない?
誰もが魅力に思う初期費用が安いもの、室内の写真と間取り図にズレが見られるなら“おとり物件”の臭いがプンプンするにゃ。
ポイント2:「現地で待ち合わせできないんです~」を疑え
問い合わせをしたとき、不動産会社が下記のような対応だったら要注意だ。おとり物件の確率高し。
・「現地で待ち合わせできないんですよ~」
・「オーナさんから現地で待ち合わせるの禁止されちゃってて。申し訳ございません!」
など。
ポイント3:流通具合を調べやがれ
例えば、物件情報サイトAを見て「これ良い!」と思った物件を物件情報サイトBでも探してみる。同じ物件はあるかな?
物件のオーナーさんは早く住んでくれる人を見つけたいから、1つの会社に頼むことはまずしない。稀に何かしらの事情があったり、オーナーさん自身の勘違いで単独で不動産会社に頼んでいることもあるんだけど、高校受験だってすべり止めとか受けたりするでしょ?
それと一緒で多くの場合、複数の不動産会社に物件掲載のおねがいをしているから、流通度が高ければ高いほどその物件がリアルに存在している率が上がるんだ。
ポイント4:住所などの詳細情報をチェック
物件情報に掲載されている建物名、住所は本当に存在するかな? まずは地図上で検索をかけてみて。ヒットしない物件だったり、不動産会社の明確な情報がない物件は「おとり物件」かもしれない。
ポイント5:その不動産会社、歴史どれくらい?
不動産業界は毎日が激戦と言ってもいい。息の長い会社はその戦いの中で信頼と共に勝ち抜いてきたことをよく聞くよ。どれくらい息が長いのか調べるためには下記のような「免許番号」が一つのカギになるよ。
例) 東京都知事(2)第12345号
物件情報に掲載されている「免許番号」に号数と一緒に(1)、(2)、(3)、などの並べられていると思う。これは不動産会社の免許更新に倣って与えられる数字のことで、(1)だと営業を開始して5年未満の不動産会社ってこと。(2)なら営業開始から5~10年未満、(3)なら営業開始から10~15年になるよ。だから括弧の中の数字が大きければ大きいほど、息の長い不動産会社ってこと。
ポイント6:定期借家契約の「おとり物件」が増加傾向にあり
定期借家契約を行った場合、契約満了と同時に契約の解除が求められるよ。「定期借家契約だと2年で出ていくことが必須なので、『2年以上住みたい!』と思ったとき困りますよ~」などの説明をし、「じゃあ違う物件見ましょうか!」という流れが横行しているんだとか。
実際に見に行くことができない定期借家物件は要注意ね。
ポイント7:好条件にも関わらず、同じ物件広告を長期間出し続けている
「この物件、前にも見かけたことある……」って思ったことない? 誰もが羨む良い条件なのにまだ住みたい人を募集している。これは「おとり物件」の常套手段。触れないことが身のためかも。
ポイント8:「成約済み」物件にも関わらず広告掲載されている
何日か前に問い合わせして「成約済み」と言われた物件。時間が経ったのに、まだインターネット上に出ているってことない?
これはおとり物件の可能性が高いよ。「キャンセルになったのかもしれない!」って問い合わせたくもなるけど、再度「成約されています」って言われるようだったらおとり物件を疑おう。
うん、おとり物件自体減ってきてはいるよ。でもまだまだなくならない。だって、その物件が存在するか不動産会社の中でしか共有できていないから。
早速iettyに登録するはるか。
音もなく消えた、いえってぃ。彼は一体何者なのか。
おとり物件に騙される子羊たちを救うべく、いえってぃは今日も空間と時空を行き来する。
iettyのコーポレートキャラクターとして働きながら。
【おとり物件については、この記事でも詳しく説明してるよッ!!】
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