2016年7月22日の金曜ロードSHOW!で放送された『バケモノの子』、舞台はなんと渋谷です。テレビ放送で初めて見た人も、映画を見たことある人も一緒に渋谷を冒険しませんか。
目次
『バケモノの子』って?
渋谷が舞台のアニメーション映画
『バケモノの子』は、2015年7月11日に公開された細田守監督のアニメーション映画です。
人間界【渋谷】とバケモノ界【渋天界】、交わるはずのない二つの世界に生きるひとりぼっちの少年・九太とひとりぼっちのバケモノ・熊徹の親子の絆を描いたストーリーとなっています。公式サイトの監督インタビューからもわかりますが、「バケモノの子」は渋谷区から一歩も出ないで撮影をするという徹底的に場所にこだわる姿勢を取っているそう。
渋谷というのは非常にたくさんの人が集う場所であって、常に変化している魅力的な場所でもあります。そんな場所を映画の中で縦横無尽に使ってみたいなと思いました。
これぞ渋谷の中心地≪ハチ公前≫
ハチ公前交差点
ポスターでおなじみのハチ公前交差点。映像の中でも昼・夜ともに渋谷を象徴する場所として何度も登場しました。
ハチ公前スクランブル交差点に人がいない時間というの今のところないそうです。プロのカメラマンが何年も待ってもまだ出会っていないみたいですよ。本当に眠らない交差点ですね。
おすすめバケモノの子グルメ 「卵かけご飯」
バケモノの子巡りで外せないグルメは熊徹直伝の「卵かけご飯」ですよね!大盛りのご飯の上にとれたて卵を乗っけた食事シーンは、ジブリ作品でベーコンなどを描いているアニメーターの田中敦子さんにお願いしたそうです。
渋谷で「卵かけご飯」食べるなら、「風来居」
渋谷駅から徒歩6分。「風来居」はラーメン屋さんですが、卵かけご飯が美味しいと評判です。お店看板の塩ラーメンに卵かけご飯をセットに頼むお客さんが半数以上いるそう。モチモチのご飯にとろとろの卵が抜群のコンビネーションです。
隠れグルメの宝庫≪宮益坂≫
宮益坂下
ハチ公口とは線路を挟んで向かい側にあるエリアです。クジラに変身した一郎彦(ライバル)が引き起こした爆発現場がココ。
実際の宮益坂下は、ファーストフード店かあら昔ながらの和食屋さんなどありとあらゆるグルメのお店が詰まった宝庫です。大きな道路が通っていてスタイリッシュなビルが並んでいることから、平日昼間は落ち着いた雰囲気を保っています。
おすすめバケモノの子グルメ 「おでん」
九太が9歳児ながら作った、創作料理はきっとおでんでしょう。自分で作るのはちょっとめんどくさい、そんな人にオススメのお店です。
渋谷で「おでん」食べるなら、「なだ一」。
おでん専門店「なだ一 (なだいち) 渋谷のんべい横丁」です。秘伝のタレを使ってダシを取っているため、お家では味わえない本格的なおでんが楽しめます。200円〜とリーズナブルなので、帰りにフラッと寄れちゃうお店です。
都会で一番広い空が見える≪代々木公園≫
代々木公園付近
一郎彦(ライバル)とのバトルシーンで代々木第一体育館南側のプロムナードを、楓(ヒロイン)との勉強シーンで公園の並木沿いが使用されています。
都心にいながら緑を感じられる代々木公園も実は渋谷区なのです。駅の近くにはベーカリーやカフェが多く、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
おすすめバケモノの子グルメ 「食パン」
冒頭で九太が持っていた白いものはなんだ?! と騒がれていましたが、公式ストラップから食パンだったことが判明しました。
渋谷で「食パン」食べるなら、「365日」。
代々木公園駅より徒歩40秒。今大注目の「365日 」パン屋さんです。看板メニューは365日食パンという小さい食パンです。食べやすいサイズの食パンは、他の食パンよりもバターの香り高くふわふわの耳は今まで食べたことのない感動を味わえます。イートイン、テイクアウトどちらも可能なので気分に合わせて決めることができます。
渋谷と原宿の間、最大の穴場スポット≪幡ヶ谷≫
6号通り商店街
九太と九太の父が出会ったのが幡ヶ谷です。父親は自転車を漕いでいたことからこの付近に住んでいたのではないかと思われます。
舞台となった6号通り商店街は、昔ながらのお店がずらり。幡ヶ谷は大部分が住宅地となっていて、病院や銀行など必要不可欠な施設は全てそろっています。新国立劇場も近く、独自のカルチャーが発展しているエリア。非常に住み心地のいい街・幡ヶ谷も実は渋谷区なのです。
おすすめバケモノの子グルメ 「オムライス」
九太の大好物はお母さんが作ったハム入りのオムレツライスです。たんぽぽ型とくるんと包んだ型、好みが分かれるところですよね。
渋谷で「オムライス」食べるなら、「デュボワ」。
幡ヶ谷駅から徒歩5分、知る人ぞ知る名店「デュボワ」。たんぽぽ型のトロふわオムライスです。デミグラスソースまたはトマトソースを選べることができ、両方とも絶品! 大人も子供もがっつり食べられるボリューミーなのもうれしいポイントですね。プラス100円でサラダをつけることができます。
渋谷で一番静かに過ごせるエリア≪東≫
渋谷図書館、渋谷氷川神社
図書館・神社、ともに九太と楓の二人のシーンの舞台となっています。画面いっぱいの綺麗な緑をバックにメガネの楓のどアップには思わずドキッとしてしまいました。
画像出典:Takayuki Miki (三木貴幸)
渋谷区の東と呼ばれる場所に渋谷図書館と渋谷氷川神社があります。東の最寄駅は恵比寿駅と渋谷駅。國學院大学や実践女子大学、広尾中学校など学校に囲まれた閑静な住宅街です。静かで落ち着いた大人な暮らしに憧れる人にはぴったりのエリア。
おすすめバケモノの子グルメ 「デザート」
九太がバケモノの世界でよだれをたらして食べたそうにしていたものデザートです。おそらくパフェだと思われますが、明言はされていません。渋谷区東は男性女性ともに気軽に入れるカフェが多く、美味しいデザートも評判です。
渋谷で「デザート」食べるなら、「コーヒーハウスニシヤ」。
映画の舞台になっていそうなお洒落な外観の本格的なコーヒー店「COFFEE HOUSE NISHIYA」。豊富な種類のコーヒーに合わせてオススメしたいのが自家製プリン。なめらかな卵の味がメインとなっていて、カラメルソースは濃すぎず薄すぎず、絶妙な味に仕上げられています。コーヒーの味を消さない甘さ控えめの大人なプリンです。
『バケモノの子』の舞台となった渋谷をはいかがでしたか?
実は若者の街というだけでなく、大人な面も持ち合わせている街なのです。