こんにちは。ietty magazineライターのみさぽんです。高校時代、一緒にラルクの追っかけをしていた親友・ハルちゃんが先日婚約しました。
「hydeとフライデーされたい!」と言っていた日々からはや10年。ラルク15周年ライブのためにお金をコツコツ貯めていた彼女が、今は結婚式のためにお金をコツコツ貯めるようになるとは。
本当におめでとう!!!!
さて、パートナーと結婚を考えたとき、よく話題にあがるのが「同棲するorしない」問題。一般的には同棲すると破局しがちと言われています。しかし、なかにはハルちゃんのように2年同棲した後に、ゴールインしたカップルも。
その分かれ道はどこなのでしょうか? 今回は、同棲のメリット・デメリットを経験者に聞いてきました。同棲したい人や、付き合っている恋人との同棲を考えている人は要チェック!
目次
身近な人の同棲事情とは?
友だちの同棲事情を調査。今回は、同棲して結婚したハルちゃん(女)、同棲して破局したリョウスケくん(男)、同棲しないで結婚して離婚したまっちゃん(男)の3名に話を聞きました。
ケース①ハルちゃん:「同棲」してから「結婚」
まず最初に話を聞いたのは、冒頭に登場したハルちゃん。旦那さんのモトゥーとは、社会人の社交ダンスサークルで知り合いました。ペアを組んで、練習したり大会に出場したりしているうちに、恋人関係へと発展。交際と同時に同棲生活もスタートしました。
そして、交際&同棲から約2年後の10月にプロポーズされ婚約。
ハルちゃん曰く、同棲するメリットは「結婚の話が進みやすい」「結婚生活の予行練習になる」からだそう。結婚というワードが頻出しているのは、理由がありまして……
実はハルちゃん、モトゥーと知り合う前に、既婚男性と交際していた時期があります。つまり不倫。相手の男性は妻子がいることを告げず彼女に猛アタックしてきたそう。
結婚の事実は、後から共通の友人に聞かされて知ることに。しかし、お互い好きになってしまったからなかなか離れられない……というよくあるパターンで不倫関係は続行。
長らく不倫の沼にハマっていましたが、相手の男性がさらに違う女性とも浮気していたことが発覚し、関係は解消。
不倫の経験で、恋愛への体力を消耗したハルちゃんは、「次に結婚前提の人と付き合いたい」と思っていたころに現れたのがモトゥーなのです。モトゥーは、上記の事実をすべて受け入れたうえで、結婚前提の交際を申し込んでくれたそう。
結婚を強く意識しながら交際&同棲を続けたことが、幸せにつながったのかもしれません。
同棲して結婚したハルちゃんからのアドバイス
自分が結婚したいと思っているなら、相手が「結婚する気があるか」を確認してから同棲を。
なんとなくいっしょに住むだけだと、結婚のタイミングを見失います。結婚前提で同棲したわたしですら、プロポーズまで2年かかったので……。
ケース②飲み仲間リョウスケくん:「同棲」してから「破局」
以前、いっしょに仕事をしたことのあるリョウスケくん。新宿のゴールデン街や荻窪のスナックへ飲みに行く飲み仲間です。
彼は今年で31歳になるのですが、いまだ独身・彼女ナシ。その理由は、同棲して破局をしたトラウマがあるから。
見た目はお笑いコンビ・パンサーの向井さんに似ている子犬系イケメン。スポーツができるうえ頭が切れるので、もちろんモテないはずもなく。学生時代はミスコンに出場した女の子と付き合っていたそう。
大学卒業後も交際を続け、社会人になりほどなくして同棲。このとき交際3年。
「いつかは結婚でも……」とぼんやり未来を見据えての同棲だったそうですが、気付いたらセックスレスになってしまったそう。
「かわいいし、性格もいいし、ずっといっしょにいても苦痛じゃない。でも下着姿を見ても興奮しない。」
いつもいるのが当たり前。だから、別に今日しなくてもいいや、と思ってしまいタイミングを見失う。すると、どんどん面倒くさくなる。でも性欲はあるから、ほかの女の子と遊びたくなる――
そんな悶々とした日々が続き、ふたりの心の距離は徐々に離れてしまったのだそう。
そして交際して4年、同棲生活から1年経ったときに破局。それ以来、まともな恋愛をするのがこわくなってしまい、不特定多数の女の子と遊ぶチャラ男に……。
同棲して破局したリョウスケくんからのアドバイス
僕たちのように長く付き合って新鮮さがなくなったとき、妥協や情で同棲するのはかなり危険。それでセックスレスになったカップルや夫婦はほかにもたくさんいると思います。
せめて、まだトキメキを忘れていない関係のときに同棲すれば、ゴールインの可能性もありそう。その潮時を見極められる力を養っておきましょう。
ケース③:まっちゃん:「同棲」しないで「結婚」して「離婚」
某総合商社で働くまっちゃん。彼は、1年前に同じ会社の女上司と離婚したばかり。ホヤホヤのバツイチです。
プライベートはもちろん、職場でも毎日顔を合わせていたので、相手のことはすべて理解していたつもりだったそう。だから、同棲せずに結婚に踏み込んだとのこと。しかし、まっちゃん曰く
「休日の過ごし方が合わなかったですね。僕は、休日は仕事を持ち込まず、プライベートを満喫したいタイプ。でも元奥さんは仕事がワーカーホリック気味だったので、休みの日もバリバリ仕事をしていました。
それがお互いにストレスになり、休日はいつしかバラバラで過ごすように……(竹内まりやの「元気を出して」を歌い出す)」
意見の食い違いは、仕事以外でもあったそうで――
「‟清潔感”に対する価値観も違っていました。僕は、汚いところが苦手なので、せめて水回りは毎日掃除したい。でも、元奥さんはまったく気にしなかったんですよね。
同居中に、僕が出張で数日間家を空けたことがありました。自宅に帰ると服は散乱していて、使った食器は放置。水回りにはぬめりが……。
元奥さんにこの状態について問いただしたら、『何がいけないの?』と逆切れされましたね。その時、『この人とはもうダメかもしれない』と思ってしまいました(レモンサワーをゴクリ)」
そして、職場で知り合って10年、交際して3年、結婚して2年後に元奥さんの方から「仕事に集中したい」と言われ離婚。
同棲しないで結婚して離婚したまっちゃんからのアドバイス
結婚する前に同棲をして、私生活でお互い譲れないところを知っておくことは大切なステップ。それに対する落としどころを理解し合っていれば、結婚生活はうまくいくのでは? 僕も、お互いに譲れないことが分かっていれば結婚して離婚することもなかったかもしれない。
同棲するときの物件探しは?
彼らの話を聞いていると、同棲をしてから結婚するのがいちばん理想の流れのよう。たとえうまくいかなかったとしても、そもそも合わなかったと思えば、決してマイナスな経験ではないはず。
しかしながら、同棲うまくいくためには、部屋選びも重要。そこで、iettyのスタッフに同棲するカップルへのアドバイスを伺いました。
アドバイス1:家賃は、万が一ひとりになっても払える金額に
普通のカップルなら、ケンカをして別れるのは、非常に簡単なこと。しかし、同棲となると、その後の生活についても向き合わなければなりません。勢いだけで別れて同棲を解消したら、その後お金の面でとても苦労してしまいます。
だから、万が一別れたときのためにもひとりで払える家賃のところを選ぶのがベスト。
アドバイス2:審査が通りやすくなる工夫を
同棲と結婚で大きく違うのは、入居審査。恋人同士だと入居審査が難しいケースが多いです。
では、どうしたらよいかと言うとズバリ!! 「婚約者」 です。婚約者の場合は、結婚を前提とした意味合いが強くなり審査が通りやすくなります。
もちろん婚約者なので、あくまでも結婚を前提としていると言う意味で、破局もありえるという非常に都合のいい言葉なんです。
終わりに
パートナーを好きな気持ちや憧れだけが先行して同棲をしてしまったら、痛い目をみるかも……。
同棲経験者や部屋探しのアドバイスを気にかけていれば、結婚への道も見えてくるはず。同棲→結婚の成功を目指して、二人暮らしのお部屋に住んでみてくださいね。