「吉祥寺だけが住みたい街ですが?」は、マキヒロチ作のお引越し漫画。2016年10月からテレビドラマが放送されました。
今回は、街ぶらラブ!お引越し漫画につられて、ietty magazineライターが実際に紹介された街をぶらっとしてきました。第8弾は「蔵前」。蔵前といえば昔からものづくりが進んでいてオシャレな個人料理店や雑貨屋が多いイメージが強いですよね。今回も聖地巡礼しながら、巡礼MAPをつくってみました。
吉祥寺だけが住みたい街ですか?8話「蔵前」
住みたい街No.1として有名な吉祥寺で不動産仲介業を営む双子、都子と富子(社名は重田不動産)。双子は吉祥寺に憧れを抱いてやってくる女性客にフレンドリー&パンクな接客で、本当に住みたい街を紹介していくというストーリーです。
第8話は、NYから戻ってきたばかりの悩めるカメラマンの女性に日本のブルックリン「蔵前」を紹介しました。
蔵前ってどういう街?
蔵前は、東京都台東区の町名です。町域東部は隅田川を境に墨田区本所・横網に接します。南部は台東区柳橋に接しています。
オフィス街と住宅街が混在している街です。大手玩具メーカーのバンダイやエポックが本社を構えています。大通りから一本入るとオシャレな隠れ家的雰囲気を持つカフェやレストロンがひっそりと並んでいます。蔵前橋・厩橋から見えるスカイツリーの景色は感動モノです。
蔵前駅は、都営地下鉄浅草線と大江戸線が通っています。新宿まで20分、羽田や成田空港まで一本で行くことができます。その他にも東京駅行きのバスも通っているのでオフィスワーカーには嬉しいアクセスですよね。
聖地巡礼: 蔵前MAP 攻略ルートを把握する
蔵前駅(上図黄色)からスタートし、隅田川沿いのルート(上図青色)と逆側のルート(上図赤色)で巡ることができます。筆者は今回赤色→青色という順に巡りました。浅草線の蔵前駅と大江戸線の蔵前駅は位置が微妙にずれているので、確認しながら巡ってみてください。
聖地巡礼:蔵前の逆隅田川側スポットを巡る
逆隅田川側スポットその1: 「ダンデライオン・チョコレート ファクトリー&カフェ蔵前」
サンフランシスコで絶大な人気を誇るチョコレート屋さん「ダンデライオン・チョコレート ファクトリー&カフェ蔵前」が蔵前にオープンしました。倉庫をリノベーションして建てたお店はビンテージ感が感じられより一層チョコレートを深く味わえる作りになっています。
1、2Fともにカフェ席が設けてあり、1Fではテイクアウトでチョコレートを販売しています。チョコレートを材料とした、ケーキやクッキーもディスプレイされています。チョコレートを利用したコーヒーや日本茶のドリンクはリピーターが増えるのも納得のお味です。
電話番号:03-5833-7270
営業時間:10:00~20:00
定休日/不定休
逆隅田川側スポットその2:「蔵前4273+creative garage」
ものと人とプロジェクトが集まるクリエイティブガレージ「蔵前4273+creative garage」。廃屋をリノベーションしたガレージで、1Fにはカフェラウンジ・クラフトショップ・撮影スタジオが完備されています。2Fは、クリエイター同士の縁を繋ぐクリエイティブスペートなっています。
路地を入ったところにひっそりと看板が掲げられています。アーティスト以外の一般人もカフェでくつろぐことができ、筆者が入った時はほとんど一般の人が思い思いの時間を過ごしていました。
電話番号:070-6511-4273
営業時間:10:00-21:00
定休日/日曜日
逆隅田川側スポットその3:「パンのペリカン」
素朴な味のパンが大人気のパン屋さん「パンのペリカン」。原作では、重田姉妹が幸せそうな顔で小ロールをパクパク食べていました。
店内には「飽きのこない毎日食べ続けられる味」という謳い文句がぴったりのシンプルなパンが並んでいます。食パンやロールパンは有名な喫茶店も買いに来るほど絶品のお味です。
電話番号:03-3841-4686
営業時間:8:00~17:00
定休日/日曜日・祭日・特別休業日(夏季・年始)
聖地巡礼:蔵前の隅田川側スポットを巡る
隅田川側スポットその1: 「バンダイ本社ビル」
大手玩具メーカーの一つ「バンダイ」の本社があるのも蔵前です。本社前には、人気キャラクターたちの銅像がずらり!
中学生・小学生向けに会社見学会が行わていて、社内も人を楽しませる工夫が施されているそうです。
電話番号:−
営業時間:−
定休日/−
隅田川側スポットその2: 「ボン花火」
蔵前で有名な居酒屋といったら「ボン花火」。月替わりのクラフトビールと種類豊富なお料理が楽しめる本格的な居酒屋さんです。
テラス席では、川床をやっていて東京スカイツリーが一望できる絶景プレイスです。2Fもあるので大人数での宴会も開催することができます。夜のライトアップされたスカイツリーを見ながらのお酒は美味しいこと間違い無し。
電話番号:050-5590-3224
営業時間:[Mon-Fri] LUNCH / 11:30~14:00
DINNER / 17:30~23:00 [Sat,Sun&Holiday] LUNCH / 11:30~17:00
DINNER / 17:00~23:00
定休日/−
隅田川側スポットその3: 「MIRROR」
スカイツリーの見える食とアートを創造する複合商業施設「MIRROR」。7階建になっていて、卓球バーやカフェ、ギャラリー、オフィスなどが集まっているクリエイティブなビルです。
ピンクのガラスでが印象的なファサードデザインは建築家の永山祐子氏が手がけ、ロゴデザインはコンペで決定しました。
東京の東側から新たなカルチャーを発信していくというコンセプトのもと運営されているMIRRORビルは流行に敏感な人は一度は行っておきたいスポットです。
電話番号:03-5820-8280
営業時間:11:00-23:00
定休日/−
隅田川側スポットその4: 「NUI. HOSTEL & BAR LOUNGE」
世界の旅行者が集い、忘れられない場所を作るというコンセプトの「NUI. HOSTEL & BAR LOUNGE」。宿泊客以外にもバーラウンジの利用が可能です。
建物は江戸時代から続く玩具店の倉庫をリノベーションしたものです。夜のバーラウンジでは、海外からの宿泊客と蔵前付近んい住んでいる日本人がマッチングするワールドワイドなのにローカルという不思議な空間が作り出されます。
電話番号:03-6240-9854
営業時間: Cafe:8:00〜18:00
Bar:18:00〜25:00
定休日/−
まとめ
昔からの伝統だけでなく、新しいカルチャーをどんどん引き込んでいるオシャレな街「蔵前」いかがでしたか。原作では、東京の中で今面白い街の一つだと思うと表現されていました。
NY帰りの悩めるカメラマン女性は東京のブルックリン蔵前に迷いながらも住むことに決めました。
この街で
私が戻ってきた意味を探してこようかな
ー吉祥寺だけが住みたい街ですか 第8話より
次、どこに住もうかなっと考えている方、ニッチでディープで新しい魅力が詰まった蔵前に住んでみてはいかがですか。