初めまして。ietty編集部の女子大生ライターくみこです。来年から社会人になるのでしっかりしないとなぁと思う今日この頃です。最近の悩みは「下まつげにマスカラが上手く塗れない」ことです。綿棒を使っても厚紙を使っても、どうしても下まぶたにマスカラがベタッとついてしまいます。ああ、不器用って辛いですね…。
目次
女子大生だから「かわいいインテリアが欲しい」
初めましてiettymagazineライターのくみこです。卒業旅行で韓国へ行ってきたのでその時の写真と共にご挨拶させていだきます。よろしくお願いします。
最近ietty編集部では、お部屋の模様替えを大々的に行いました。ライター陣のデスクは中央から窓際に移動になりました。私のデスクはこちら。
わぁ、真っ白…。
なんとも殺風景だとは思いませんか。真っ白すぎてシンプルを通り越して何もない空間ですよね。
いやいや、机の上何も置いていないし、壁紙をメインで写真撮ってるからじゃないの?と思われる方もいると思います。
記事を書くときの状況そのままに再現した、私目線の写真がこちら。
やっぱり白…。
折角自分のデスクを貰ったのに白で埋もれてしまっています。そこで、今流行りのインテリアでもおけば明るくなるのではないかと思ってお洒落なインテリアを探してみました。
![img_4500](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/30184743/IMG_4500.jpg)
お洒落インテリアを懸命にぐぐるの図。髪の毛ボサボサですみません。
インテリアの中で飾りたいなと思ったものは「カフェ風」「アンティーク調」「ウッディ」な雰囲気を持つインテリアでした。そんな中、運命を感じるインテリアに出会いました。
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「フォトフレームで作った窓」です。殺風景なお部屋に窓があれば一気に明るくなると思いませんか。「これだ!絶対にカワイイ!」と思い販売元を調べてみると、なんと100均で材料を揃えてDIYされていました。
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更に調べてみると、DIY界隈では「フォトフレーム窓」は広く認知されているようで、様々なアレンジを加えてSNSに投稿されている方が多かったです。
「よし!作ってみよう!」と意気込んでみたはいいものの、DIY初心者に加えて超のつく不器用なので本当に一から始めてみました。これからDIYを考えている方は是非参考にしてみてください。
①準備
作りたいものを作図する。
![img_1952](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/24175641/IMG_1952.jpg)
色や形が決まったら、組み立てイメージをしながら必要な材料を書き出します。今回はフォトフレームを青色、扉を白色の窓を作りたいと思います!
必要な材料を用意する
![img_1945](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/24180130/IMG_1945.jpg)
今回の材料は、左上から順に
・補修用アクリルスプレー ホワイト×1(ダイソー)
・インテリア木製窓×4(seria)
・蝶番22mm6P 古色仕上げ×1(seria)
・セメダイン 木工用×1(ダイソー)
・古木調 アンティークフレーム ブラウン×4(seria)
これらとietty編集部に元からあったドライバー・ハサミ・セロハンテープで組み立てていきたいと思います。ちなみに、これら全て購入した金額は、合計1296円でした。
![img_1944](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/30182431/IMG_1944.jpg)
接着剤やら塗料やら全て揃えての金額としてはかなり安上がりなのではないでしょうか。※飾りのお花代は入っていません。
DIYする現場の下準備をする
![img_4528](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/30184238/IMG_4528.jpg)
まず、汚れても良い服に着替えます。私はユニクロのパーカーにジーパンを履きました。
![img_4525](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/30184351/IMG_4525.jpg)
後ろはニットがはみ出てましたね…はみ出ない服を着るのがベストだと思います。
次に現場の準備をします。塗料が飛び散っても大丈夫なようにテーブルを新聞紙やビニールなどで覆います。壁が近くにある場合は壁にもカバーをしましょう。私は45Lのゴミ袋を開いて二枚使用しました。
![img_4531](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/30184931/IMG_4531.jpg)
次に工具や材料を全て出しておきます。必要な時にすぐ出せるようにしておきます。今回は、ドライバー・ハサミ・セロハンテープを用意しました。
![img_4537](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/30185056/IMG_4537.jpg)
これで準備は全て終了です!この後色々ハプニングには見舞われたものの、机が汚れたり何かが壊れたりすることはなかったのでDIY初心者の方は是非参考にしてみてください。
②作成
ドキドキのDIYスタートです。
今回の手順はこちら。
②フォトフレームを4つ長方形になるように合わせ、重なる部分に木工用セメダインを塗って固定します。
フォトフレームに元々入っている板は抜いて、フレームだけを使ってください。
③セメダインが乾いたら、扉はホワイトに、窓はスカイブルーにスプレーで染色します。
④ 色が乾き切ったら、蝶番で扉と窓を4箇所繋ぎます。
⑤ おしゃれ雑貨やフォトフレームに写真を入れれば、完成です。
①扉用の木製窓を2つ縦に合わせる
![img_4523](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/30190213/IMG_4523.jpg)
窓のふちにボンドを塗っていきます。
![img_4519](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/30190550/IMG_4519.jpg)
とりあえず線に沿って塗ってみました。(小指が立っていますね。)
![img_4516](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/30190812/IMG_4516.jpg)
案の定はみ出ました。薄く塗るだけで十分だと思います。
![img_4513](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/30191017/IMG_4513.jpg)
急いでティッシュを持ってきて修復作業です。リカバリーに成功しました。不器用な人は乾いたら透明になるボンドを使った方が良いと思います。これをもう1セット作ってください。
②フォトフレームを4つ長方形になるように合わせる
![img_4511](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/30191457/IMG_4511.jpg)
まず、フォトフレームに入っている台紙、透明フィルム、厚紙を全て外します。留め具は枠内からはみ出ないように向きを調整してください。4枚とも同じ状態にしてください。
![img_4508](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/30191815/IMG_4508.jpg)
接合部にボンドを塗っていきます。塗りすぎないように慎重に塗っていきます。
![img_4505](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/30192004/IMG_4505.jpg)
4枚全てつなげていきましょう。
![img_4502](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/30192157/IMG_4502.jpg)
なんとか…できました!!ところどころ白いボンドがはみ出ているように見えますが、ご愛嬌ということでお願いします。接着剤が完全に乾くまで1時間放置しておきます。
③扉はホワイトに、窓はスカイブルーにスプレーで染色
![img_4491](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/30192758/IMG_4491.jpg)
扉と窓が完全に乾いたら、扉はホワイトに窓はスカイブルーに染色します。今回はダイソーで不器用の味方、水性スプレースカイブルーとホワイトを購入してきました。説明文を真剣に読みます。
![img_4490](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/30193218/IMG_4490.jpg)
使用前に30秒間振ってくださいとあったので全力で30秒フリフリしました。
※有機溶剤が含まれているので、屋外で作業してください。他注意事項をしっかり読んでください。
![img_4482](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/30193644/IMG_4482.jpg)
反対側に飛び散らないように、フォトフレームの厚紙を壁にしてスプレーを吹きかけていきます。
![img_4479](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/30193803/IMG_4479.jpg)
べた塗りでぐっしょりしています。アンティーク感が消え去りました。自分のセンスのなさに絶望していたところ、iettyのデザイナーさんが「塗料を押すように拭き取れば、本来の木のアンティーク感が戻ってくるんじゃないかな。」と優しいアドバイスをくれました。
![img_4475](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/30194106/IMG_4475.jpg)
アンティーク感を取り戻すべく、フォトフレームの厚紙で余分な塗料を押しながら拭き取っていきます。
![img_4472](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/30194212/IMG_4472.jpg)
うおおおおおおお。
厚紙一枚分塗料を拭いました。次は、扉を白く塗る作業です。
![img_4350](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/30194731/IMG_43501.jpg)
ホワイトスプレーをしっかり振ってからスプレーしていきます。
![img_4346](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/30194836/IMG_4346.jpg)
色を拭き取り、程よいアンティーク感を残しながらスプレーしていきます。ホワイトはなくなるのが早かったのでもう一本買ってもよかったかなと思いました。
![img_4342](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/30195341/IMG_4342.jpg)
両方とも塗り終わったら15分ほど乾かします。
④ 蝶番で扉と窓を4箇所を繋ぐ
![img_4319](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/30195719/IMG_4319.jpg)
セロハンテープで蝶番の真ん中を固定します。軽く貼るだけで十分です。
![img_4315](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/30195833/IMG_4315.jpg)
木の板にいきなりネジを差し込むことはできないので、私はドライバーでグリグリ穴を開けてからそこにネジを差し込んでつけました。穴の開け方は正しくないと思います。世の中のDIY上級者はどのように穴を開けているのでしょうか…?
![img_4304](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/30200155/IMG_4304.jpg)
不格好ではあるものの、なんとか扉に蝶番をくっつけることができました。蝶番の位置は、上から2番目の穴の真ん中を意識してつけています。
![img_4297](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/30200619/IMG_4297.jpg)
今度は、扉と窓を接続する側のネジをつけていきます。扉の開き具合を確認しながら、作業するとミスなくつけられると思います。
![img_4305](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/30200347/IMG_4305.jpg)
4箇所、計16個のネジをつけたら完成です。一番力が必要になる場面でした。指先が真っ赤になりました。
![img_4296](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/30201006/IMG_4296.jpg)
土台が完成したらあとは飾り付けをして終了です。嬉しくて窓から「こんにちは。」してしまいました。
⑤ おしゃれ雑貨やフォトフレームに写真を入れる
![img_4330](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/31152056/IMG_4330.jpg)
今回使用する飾りは2つです。1つ目はこのピンクのお花。10個入り100円でした。
![img_4334](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/31152409/IMG_4334.jpg)
2つ目は、洗濯用のフラワークリップです。2個セットで100円でした。飾りは正直何でも良いです。自分の好みの飾りを探してみてください。多くのDIY達人はグリーン(ダイソーのガーデニングコーナーにある葉っぱ)を飾りとして使用していました。
![img_4435](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/31152923/IMG_4435.jpg)
ピンクフラワーを散らばして、何となくの位置を把握します。
![img_4292](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/31153241/IMG_42921.jpg)
ピンクフラワーには微妙な長さの茎が付いていたのでハサミでカットします。
![img_4331](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/31153446/IMG_4331.jpg)
あとはボンドで貼り付けて、15分ほど乾燥させます。
![img_4335](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/31153546/IMG_4335.jpg)
白いフラワーはクリップになっているので、上から3番目の扉の穴に通してしまえば完成です。
![img_4333](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/31153734/IMG_4333.jpg)
一人黙々と作業している私。ついに、ついに!制作時間3時間、何度も挫折しそうになりましたがなんとか完成しました。
完成物披露
![img_4290](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/31153852/IMG_4290.jpg)
iettyくんをフォトフレームに入れて完成です。背景がゴミ袋ってなんだかイマイチキマらないですね。
![fullsizerender-3](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/31154038/FullSizeRender-3.jpg)
全体を明るくして、ビンなんかを置いちゃったりして、立ててみると素敵なインテリアになりました。
![fullsizerender-2](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/31155829/FullSizeRender-2.jpg)
instagram用のおしゃれ写真もバッチリ撮れます。不器用の味方「スタンプ連打」盛れる写真には必須ですよね。
![img_4392](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/31160443/IMG_4392.jpg)
机周りも一気に華やかになりました。デスクトップの上には置けないので、今はデスクの上に置いています。
初心者DIYは必見!絶対に真似しちゃダメNG集
![img_4307](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/31161840/IMG_4307.jpg)
さらっと作ったかのようにまとめてみましたが、もちろんそんなことはありません。この道22年の本気不器用をなめないでください。(上の写真は泣きマネです。)では、失敗が詰まっている一枚の写真がこちら。
![img_4331](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/31162942/IMG_43311.jpg)
これは、飾り付け作業の時に紹介した一枚です。鋭い方はもしかしたら違和感に気付いたかもしれませんね…。
今回私は、二つ間違いを犯しました。
②それに気づかず花を茎のままボンドで貼り付けてしまった。
![img_4339](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/31163342/IMG_4339.jpg)
手の汚れを防ぐため、掃除の時に使用する手袋をつけてみました。塗装中は気づかず素手で行っていました。手袋は塗装前につけないと意味がないと思いました。
![img_4337](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/31163533/IMG_4337.jpg)
両サイドの扉にボンドを塗りつける私。ボンドも勿体無いし、時間も大幅にロス。おばかですね。
![img_4331](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/31164040/IMG_43312.jpg)
最後に茎が出っ放しのピンクフラワーを無理やりボンドでひっつけようとしています。
![img_4327](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/31164130/IMG_4327.jpg)
ああああああ。ようやく自分の失敗に気がつき、本気で焦りました。蝶番の存在をすっかり忘れていたのです。
![img_4326](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/31164519/IMG_4326.jpg)
とりあえず花を外し、扉二つも完全にくっついていなかったので外すことができました。
![img_4321](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/31164617/IMG_4321.jpg)
全力でティッシュふきふきタイムに入りました。なんとか目立たないようにすることができました。
![img_4306](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/31164945/IMG_4306.jpg)
今回の教訓は、ボンドは必ず乾いた時に透明になるものを、速乾すぎるボンドはミスした時に傷を負うので要注意です。DIYをする時は手順を確認しながら作業することをおすすめします。
まとめ
![img_4466](https://d1e77was6ok6v7.cloudfront.net/magazine/wp-content/uploads/2017/01/31165658/IMG_4466.jpg)
初心者DIYいかがでしたか。出来上がった作品自体にも満足していますが、不器用なりに「作る楽しさ」を感じることができて満足しています。不器用な女子大生でもプチプラインテリアを作ることがきることが証明できて良かったです。
「プチプラDIY」、お部屋のアクセントにもなると思うので是非作ってみてください。