育ってきた環境の異なる者同士が1つの家に住むことは、価値観の違いなどがあるため、難しいものがあります。
しかし、部屋探しの段階でしっかりと話し合いを行っておけば、同棲開始後の余分な衝突やすれちがいを減らすことができるのです。
ここでは、同棲の準備や、同棲の部屋探しのために知っておくべきポイントを詳しく説明しましょう。忙しい2人をばっちり助けてくれる、効率的かつお得な部屋探しアプリも紹介します。
目次
まずはしっかりと確認したい!同棲する下準備
同棲を始める際に大切なのが、下準備です。ここでは、具体的にどのような下準備が必要なのか説明していきます。
どんな暮らしがしたいか、お互いの希望の間取りや立地条件などを確認する
同棲をスタートさせるからには、ケンカは避けて円満に進めたいところです。
そのためにも、まずは「どんな部屋に住みたいか」や「どういった暮らしをしていきたいか」について相手としっかり話し合い、お互いの譲れないポイントをはっきりさせましょう。
話し合いのコツは、まずは「間取り」「エリア」「駅からの距離」「立地」など生活を大きく左右するポイントから決めていくことです。
住むエリアひとつとっても、検討すべき点はたくさんあります。たとえば、共働きの場合、住むエリアはそれぞれの通勤時間の長さに直結します。
どちらかの通勤時間が長くなりすぎるようなエリアは、住み始めてからの不満のタネになりがちです。
同棲をいつから始めるか話し合う
同棲を始める時期についても、事前に話し合っておきたいポイントです。
賃貸物件の契約期間に注意しなければいけません。
賃貸物件は、一般的に、退去予告を1~2ヶ月前に連絡をしておかないといけません。退去予告が遅れてしまうと、住んでいなくても家賃が発生する恐れがあります。
二重で家賃などが発生しないよう、お互いにとって都合の良いスケジュールをたてましょう。
暮らしをしたあとのルールを決める
また、意外に見落とされがちなポイントが「同棲開始後のルール」です。住み始めてからルールを決めるよりも、事前に話し合っておくことで、同棲後の生活を順調に進めやすくなります。
同棲するときの部屋探しの流れを押さえよう
ここからは、同棲を始めるときの具体的な部屋探しの流れについて説明していきます。
情報収集をする
部屋の間取りやエリア、駅からの距離などの情報は、押さえておきたい基本ですが、必要なのは、もう一歩先の調査です。
内見に行ってわかるのは、部屋そのものの情報がメインになってしまいがちですが、物件所在エリアのリアルな雰囲気や治安などは、一度見に行っただけでは把握しきれません。
線路を挟んだこちら側は静かな住宅地でも、向こう側は賑やかな歓楽街だったり、夜になると電灯や人通りが少なかった、というケースもあります。
そういった、街の雰囲気は地図からは分かりません。だからこそ、物件の間取りや築年数などの「物件そのもの」の情報だけでなく、治安や雰囲気などの「住んでみないと分からない情報」にあらかじめアンテナを張っておくことが重要です。
条件を整理する
情報収集が終わったら、条件を整理していきます。条件がたくさんある場合は、アレもコレも、と条件を詰め込むと、予算をオーバーしてしまいます。
2人にとって譲れない条件は残しつつ、妥協できる条件は排除するなどして選択の幅を広げましょう。
不動産屋さんに行く
条件が整理できたら、不動産屋さんに行って、条件を伝えましょう。そうすることで、スムーズに物件を探してもらえます。
内見
不動産屋さんが提示する物件のなかに気になるものがあれば、「内見」に行きます。
内見では、部屋の中に実際に入って、間取りや日当たり、部屋の雰囲気やスマホの電波が届くかなどもを確認します。
申し込みをする
部屋を決めたら、入居の申し込みをします。
申し込みは基本的に先着順なので、内見後、迷っている間に誰かが先に申し込むことも十分あり得ます。好条件や人気のエリアにある物件ほどそういったリスクは大きくなるので、決断したらすぐに申し込みをしましょう。
契約・入居
申し込み後は契約手続きに入ります。物件の所有者と、賃借人との間で賃貸借契約を結びます。署名押印を行う前に、賃貸借契約の内容はしっかりと確認しましょう。
疑問点がある場合は「なんとなく大丈夫だろう」と流さないことが大切です。
関連記事:「【重説】知らなかったじゃ済まされない。賃貸契約の時に必ず確認するべき「重要事項説明」の10項目」
契約が終われば、入居です。入居日はあらかじめ提示されていることが多く、申込から約2、3週間で入居日を設定されることが一般的です。
一度入居日を決定した後に、再度入居日を延長するのは難色を示される場合が多いため、注意しましょう。
同棲するのに部屋探しはいつから始めるべき?
一般的に不動産屋に行くのは1ヶ月前から
スケジュールとしては、同棲開始予定日の1ヵ月前から不動産屋さんに行くのが一般的です。
つまり、少なくとも1ヵ月前までには、情報収集や希望条件のすりあわせ、同棲開始後のルール決めまでは終わらせておきたいところです。
じっくりと探したい人は2ヶ月前から探そう
部屋を色々と見てまわっているうちに、希望条件も変わっていきそうだという人は、少し余裕をもって、2ヵ月前から不動産屋さんでの部屋探しを始めることをおすすめします。
2ヵ月あれば、その分たくさんの部屋を内見することができるため、じっくりと比較検討できます。ただし、悩んでいる間に、他の人が先に申し込んでしまうかもしれないというリスクだけは、忘れないようにしましょう。
同棲の部屋探しの時期はいつがおすすめ?
どの時期に部屋探しをしようとたいして差はないと思われがちですが、実は良い部屋を見つけるために「時期」は、無視できないポイントです。
同じお部屋でも、探す時期によっては、家賃や敷金、礼金が安くなったり、入居者の都合や要望を聞き入れてもらいやすくなります。
その理由は、「需要と供給のバランス」が関係してきます。特に4月は大学入学、入社や転勤などにより多くの人が新生活を始めます。
1~3月は、そういった人々がこぞって賃貸物件を探し始める、不動産業界にとっては繁忙期となります。
つまり、1~3月は賃貸物件の需要が高くなるため、貸す側も強気になり、家賃や敷金、礼金は安くなりにくくなります。
忙しい人は、部屋探しのスケジュールを決める場合は、5~8月を軸に動くことをおすすめします。
関連記事:「実は狙い目!!5月の引っ越しがオススメな4つの理由」
同棲の部屋探しで揉めてしまう原因は?
同棲のための部屋探し中に、揉めてしまうケースは少なくありません。
揉めるポイントとして主な原因は「エリア・環境選び」「間取り選び」「設備に対する意見の相違」です。
新生活を始めるお部屋ですから、それぞれの要望を持っていますよね。希望、要望はしっかりと考えておくべきですが、相手へ一方的に押し付けてはいけません。
譲れないポイントは主張しつつ、相手の要望も尊重しながら、条件をすりあわせていきましょう。大切なのは、相手の意見に耳を傾けることです。
また、好みの違いや、かみあわないスケジュールも揉め事の種になりがちです。
2人のスケジュールがなかなか合わず内見できなかったりすると、焦りからイライラが募ったり、つい相手を責めたりしたくなるかもしれません。
そんなときは、ひと呼吸おいて冷静になってから話し合いの時間をつくるようにしましょう。
アプリやオンラインで部屋探しをしよう
iettyのサービスについて
同棲の部屋探しを成功させるためには、「話し合い」が不可欠です。しかし、話合う時間がとれなかったり、意見がかみ合わないまま進まないこともあるでしょう。
不必要な揉め事を避け、効率的に同棲の部屋探しをしたい人におすすめなのが「アプリでの部屋探し」です。
部屋探しにかける時間と労力を削減しつつ、素敵なお部屋に出会いたいという人には、とくにiettyのお部屋探しアプリをおすすめします。
関連記事:「iettyで家を決める方法!登録〜契約までのまとめ」
オンライン内見
iettyのサービスの特徴は2つあり、1つ目は「オンライン内見」です。
実際の内見は、不動産屋さんに行き、移動して、部屋を見て、また別の部屋に移動しての繰りかえしで、結構な時間と労力がかかります。
その点、iettyのオンライン内見なら、自分たちが実際に部屋を見に行く必要はありません。ietty のスタッフが物件に行き、webのビデオ通話を繋げることで、自宅にいながら実際の部屋の様子を確認することができます。
関連記事:「チャットだと不安?そんなことありません!iettyアプリの内見までの流れを一挙大公開!」
オンライン接客
2つ目の特徴は「オンライン接客」です。
オンライン接客では、不動産業者のみがみることのできる豊富なお部屋データベースから、条件や要望に合ったお部屋が、iettyのコンシェルジュによってピックアップされ、提案されます。
また、コンシェルジュが操作するパソコン画面を、サービス利用者のパソコンに映して共有できるので、実店舗を訪れることなく効率的に部屋を探すことができるのです。
コンシェルジュと同じ画面を共有することで、部屋に対する疑問点なども気軽に聞きやすく、その場で回答を受けられる手軽さもあります。
アプリを使うメリット
また、アプリのメリットは、スキマ時間を有効活用できる点です。
不動産屋さんに行くほどの時間はないというときでも、アプリなら手軽にお部屋を検索して、好きな時間に部屋探しを進められます。
さらに、見逃せないのが「*仲介手数料が半額になる」というiettyならではのメリットです。
一般的な不動産屋さんを通じて賃貸物件を契約すると、仲介手数料として家賃の1ヵ月分を請求されます。家賃1ヵ月分となると数万円~数十万円かかりますから、半額になるというのは非常にうれしいポイントではないでしょうか。
※仲介手数料が半額になるには条件がございます。詳しくはiettyのホームページをご覧ください。
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まとめ
同棲の部屋探しを成功させるコツは、1に「話し合い」、2に「譲り合い」です。
自分の譲れない条件や意見は穏やかに伝えつつ、相手の希望も考慮して妥協点を見つけましょう。
お互いに話し合いの時間がとれないときでも効率的に部屋探しを進めたい人や、プロの目線で身近かつ気軽にアドバイスを受けたい人は、ぜひiettyのアプリを活用してみてください。