暑い夏に引っ越しなんて絶対イヤ!でも待って!7月、8月に引っ越す意外なメリットとは?

夏真っ盛りの7月、8月。暑さもピークでなるべく涼しい部屋でのんびりしておきたいところ。
何をするにもやる気をそがれる暑さの中引っ越しなんて、やりたくない!と思う人もいるかもしれません。
でも実は、そんな暑い季節だからこそ得られるメリットがあるんです。
今回は、あっつ〜い夏に引っ越しをするメリットを紹介します!

金銭的なメリットは正直ゼロ……。

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6月に比べるとそこまで値段に差はありません。もっとも、2、3月に比べると多少は安いですが。

その月によってお部屋の契約〜引っ越しまでにかかるお金に差が出る、というのは知っている人も多いと思います。
例えば1月から3月の繁忙期は、不動産屋にとってお客さんに事欠かない時期。
家賃や敷金、礼金を安くしなくてもどんどん借りてくれるので、この時期の値下げは期待できません。
それに対して6月はいろいろと安くなるんですね。詳しくはこちらの記事を見てください!

実は引っ越しは6月がおすすめ!2、3月に比べて○万円お得に!?

2016.06.06

家賃が下がるのは6月がピーク

なぜ6月が家賃が安くなるかというと、この時期は2人暮らしを始める人が多く、一人暮らしの部屋の空きがでてしまい、それをなんとかして埋めようとするからです。でも7、8月は引っ越しする人が少ない、いわゆる閑散期なので新規の空室もそれほどないんです。
そのため、物件を所有しているオーナーさんもあまり対策はしないんですよね。
繁忙期ほどではないけど、引っ越す人がまだ多い5月くらいから少し家賃が下がり始めて、6月をピークに、家賃や契約金が下げ止まります。

また、引っ越し会社も夏の暑い時期に無理に値下げして稼ごうとは思わないんです。
むしろ、お盆もあるし今まで頑張ったからこの辺で休憩!って感じで従業員を休ませたり、アルバイトの雇用を調整したりするんです。

家賃が高いわけではない

ただ、6月ほど家賃が安くはないですが、6月に決まらなかった物件ももちろんありますし、6月に下げた家賃を急に高くするなんてこともありません。一年を通して見ても、他の月と比べると同じくらいか少し安めになっているのが7、8月なんです。高くはないものの、やっぱりあまり困っているオーナーさんはいないので、交渉に応じてくれる可能性は低いと思っておきましょう。

このように家賃や引っ越し代が安くなるわけではないので正直、金銭的なメリットはありません。
しかし!もちろんお金も大事ですが、オーナーさんとスムーズに契約できることや、日々生活を送る新居の住み心地の良さというのも引っ越す上で外せないポイントです。
閑散期の夏だからこそ避けられるオーナーさんとのトラブルや、部屋探しのときに気を付けられることがあるんです。

まとめると……金銭的には6月などに比べると7、8月の引っ越しにはあまりメリットはない。。。ただ、それ以外のメリットも?!

7、8月に引っ越すメリット

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あっつ〜いこの時期にしか見極められないポイントがあります。

1. 契約と引っ越しがスムーズにできる

繁忙期に引っ越したことのある人ならわかるかもしれませんが、この時期って契約の時にオーナーさんとトラブルになることってけっこうあるんですよね。例えば条件が良い人気物件だったら、少しくらい家賃が高くても借り手が見つかるだろうと考えて、急に家賃を上げたり、申し込みの直前で、他の人に決まったからやっぱり貸さない、なんて理不尽なことを言われたりすることがまれにあります。繁忙期は何もしなくても借り手には困らない時期なので、オーナーさんも強気で対応してくることがあるのです……。そのため、オーナーさんとトラブっても泣き寝入り……なんてことが結構あります。

引っ越しにしても思い通りにいかないことがよくあります。午前中の引っ越しが長引いたから遅れると言われ、引っ越しの作業が終わるのが大幅に遅れてしまったりすることがあります。それだけでなく、「この荷物の量だと追加料金がかかる」と急に言ってきたりなど意味不明なことを言われることもあります。見積もりとは……。
このように、繁忙期ならではのトラブルも多いです。その点、7、8月は閑散期なので、オーナーさんも引っ越し業者さんも丁寧に対応してくれることが多いです。契約も引っ越しもスムーズに進んでいき、理不尽な思いをすることも少ないでしょう。

まとめると……7,8月は、トラブルなくスムーズに引っ越しできる!(ことが多い)

2. 衛生面での部屋のトラブルを回避できる

カビや水回りの悪臭など、室内のトラブルってけっこうありますが、ほとんどが夏に起きやすい問題ですよね。部屋の通気性って、冬だと意外に見落としてしまいがちなんです。冬や春は問題なく過ごしていたけど、夏になると風通しが悪くて暑すぎるとか、カビがたくさん生えてしまった、ということや、冬は全くいなかった虫が夏にかけてわいてくる……、なんてことも。
夏の部屋の状態を見ておくことで、このようなトラブルはだいたい避けることができます。

他にも小学生以上の子どもがいる家庭だと、ちょうど子どもの夏休みに入るので、新学期といったキリのいいタイミングで新しい学校に転校できたり、学校が変わらない場合でも子どもを休ませたりすることなく引っ越しすることができます。

まとめると……冬の引っ越しに比べると虫が出るか、臭わない部屋か、という見極めがしやすい。

まとめ

7,8月の引っ越しは、金銭的にお得!ということはあまりなさそうですが、7, 8月だからこそできること、わかることがあるんですね。
契約や引っ越しがスムーズに進むのって当たり前のことじゃないの?って思うけど、大きなお金が絡むこともあり、トラブルが多いものなのです。
当たり前のことが当たり前のように進むってけっこう貴重なことなんです。
だから夏でも気に入った物件があったらどんどん引っ越しましょう!「まずは物件探しから」というあなたは、iettyで探しましょう!

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