今の家を離れて新しい場所に引っ越すとなると、やることが沢山あります。引っ越しは、ただ単に荷物をまとめて移動するだけだと思っていませんか? やることをきちんとリスト化しておかなければ、後であたふたしてしまうかも。今回は、引っ越しが決まった時にやることをまとめました。ぜひ参考にして、スムーズな引っ越しをしてくださいね。
目次
引っ越し1ヶ月前までにやること一覧
現住居・駐車場の退去申告
引っ越しが決まった時に1番にやることは「引っ越しします」と大家さんか管理会社へ連絡すること。30日前までに申告することが一般的とされているので、必ず退去日の1ヶ月前には連絡をするようにしましょう。
引っ越しの手段を決める
引っ越しの手段は様々。1人暮らしの引っ越しの場合は、引っ越し業者に頼まず済ませる事ができる人もいるでしょう。しかし、家族での引っ越しや大きな家具の移動がある引っ越しは業者に任せるより他ありません。どのような手段で引っ越しをするか、早めに決めておく必要があります。
引っ越し業者の見積もり
引っ越し業者にお願いして引っ越しをする場合は、業者を選ばなくてはいけません。あらかじめ業者が決まっている場合は問題ないですが、できれば複数の引っ越し業者に見積もりをしてもらいましょう。業者によって価格は様々。比較すると数万円も違う場合があるので、できるだけ費用を抑えたい人はマストです!
荷物の整理
荷物の整理は引っ越しに欠かせないこと。業者に頼むとしても、何もしなくて良いわけではありません。新居に必要な物、捨てていく物を決めましょう。効率的な整理の方法は、大きいものから必要/不要の判断をする事。ソファやベッド、机や洗濯機など、大きな物から整理を始めましょう! なぜなら、粗大ごみの処分には時間がかかるから。処分には申請が必要なので、捨てると判断したらなるべく早めに役所などに連絡しましょう。
ネット回線の移設手続き
チェックリストからついつい漏れてしまうのが「ネット回線の手続き」。新居はネット回線が完備されているかどうか、予め確認しておきましょう。
転校届け
子どもがいるご家庭の場合、引っ越しが決まったら学校に転校することを報告しなければなりません。書類などを揃える必要があるので、できるだけ早く担任の先生に知らせるようにしてくださいね。
子どもの友達へのちょっとしたプレゼントの用意
お世話になった友達へのプレゼントは気持ち次第ですが、贈る人が多いようです。ノートやペンなどちょっとした物を、お世話になったお礼として用意すると良いでしょう。
引っ越し2週間前〜3日前までにやること一覧
転出・転出届けを提出
住居を移動するという事は、転出・転入届を出す手続きをしなければなりません。住民票も移す必要がありますが、住民票に関しては転出届や転入届の手続きをすることで自動的に役所側が手続きをしてくれます。転出届は、引っ越し前の役所に行き、用紙に記入し窓口に提出する事で完了します。転入届は引っ越し先の役所で手続きができます。その際は必ず身分証明書と印鑑が必要です。
電気・水道・ガスの解約と契約
電気・水道・ガス・NHKなど公共料金を支払っているものに関しては、それぞれ解約方法や契約方法が違うためきちんと手続き方法を確認しておきましょう。ガスは立会が必要なので、余裕を持って手続きをしておく事をおすすめします。
固定電話・携帯電話の契約変更
固定電話の契約も変更する必要があります。固定電話から116へ電話をするか、ホームページで手続きをする事ができます。引っ越しが多い春は契約変更が多いので、なるべく早めに手続きを行うようにしてくださいね。
郵便物の転送届
住む場所が変わるので、当然郵便物も新しい場所に届けてもらうよう手続きが必要です。郵便局の窓口にある転送届に記入し投函、インターネットでも手続きができます。郵便が届かないのはとても不便なので、転送届は忘れずに行いましょう!
転居はがきの用意
引っ越しをする事を伝える転居はがき。知人や友人にはメールやSNSで連絡する人が多いでしょう。しかし、年賀状のやりとりをしている古くからの友人や親戚には、きちんと転居はがきを用意した方が良いでしょう。
大掃除
引っ越しの前に必ずやるべき掃除。退居する前に、できるだけ綺麗に掃除をしましょう。お風呂場の壁や窓の桟など、普段の掃除ではなかなか手をつけることのなかった場所も綺麗にできると気持ち良く引っ越しができるはず! いい機会だと思って入念に掃除をしましょう!
引っ越し当日にやること一覧
引っ越しの挨拶
引っ越しの挨拶は、お世話になったご近所の方へ行いましょう。全く関わる事のなかった人でも、何かのご縁でご近所になったのですから挨拶は必要です。菓子折りを持ってお礼を伝えに行きましょう!
電気のブレーカーを落とす
引っ越し当日は、安全のためにブレーカーを切って退居する事が一般的です。ブレーカーを落とす前には、ガスの元栓が閉まっているか、給湯器の水抜きが完了しているかどうかなど、いくつか確認すべき点があります。特に給湯器がある場合は配管が壊れる危険もあるので、注意が必要です。
鍵を返す
荷物を全部トラックに積み込み、あとは新居へ向かうだけ。引っ越し業者と打ち合わせをし、旧居に別れを告げていざ新居へ……! その前に最後の作業、旧居の鍵を返却しましょう。引っ越し当日に鍵の返却をする場合もあれば、後日返却の場合があります。貸主との打ち合わせの際によく確認しておきましょう。
新しい鍵を受け取る
新しい新居に到着。1番始めの作業は新居の鍵を開ける事。基本的に鍵は入居当日に渡されます。契約や書類の記入、支払いが全て完了している場合には当日でなくても数日前に鍵を受け取ることができます。入居当日に鍵を受け取ることができなかったら、寝床がなくなってしまうので不安な人は数日前に鍵を受け取っておくと良いでしょう。
家具や荷物の確認
新居に到着し鍵を開けると、息つく間もなく荷物の搬入が始まります。大きな家具の置き場所や、ダンボールの振り分けなど、指示を出しながら進めます。破損した物はないか、運ばれていない物はないか、業者がいる間にきちんと確認する事も大切。荷物を確認した後は、すぐに使う物から荷解きをし整理整頓をはじめしょう。
近所の人への挨拶
できれば引っ越し当日、遅くても翌日までに近隣の人への挨拶を済ませましょう。引っ越しの挨拶は、これからお付き合いをしていく人々との関係作りの一歩目。近隣の人と仲良くなれば、素敵な新生活が始まるはず♪
まとめ
引っ越し当日までにやることは沢山! しかし、どれも大切な手続きなので漏れのないようにしっかり行いましょう。
1日でやろうとしても、簡単にできるものではありません。引っ越しが決まったら、チェックリストを作ってどんどん準備を進めていってくださいね!