意外と見落としがちな共益費・管理費!
やっほー!賃貸のことなら何でも知ってるいえってぃだよッ!
みんなは賃貸のマンションを探すとき、どんなことを優先的に考えてお部屋を探しているのかな。
広さ、間取り、日当り、駅からの距離……いろいろあるけれど、多くの人は家賃を一番気にしてるんじゃないかなって思うんだ。
広告や契約書で家賃をまずチェックしている人はほとんどだと思うけれど、意外と見落としがちなのが共益費・管理費。
今回はこの共益費・管理費の疑問を徹底的に解決しちゃうよ~!ウフフ
その1:共益費・管理費って一体何に使われてるの?

共益費や管理費は、主にマンションの共有スペースや建物そのものの清掃費・維持費・修復費などに使われていますッ。
▼ 主な例
・廊下やエントランスの電気器具の備品代、電気代
・共有部分の清掃費用
・エレベーターの電気代、定期点検代
・マンション内のゴミ捨て場の清掃、管理費
・家主が固定資産税、都市計画税にあてるため
共益費と管理費の違い
共益費は共有部分を使用するときにかかる費用であることに対し、管理費は物件そのものの維持・管理のための費用である、というニュアンスが強いですッ。
しかし、実際に明確な区別はなくて、家主さんや不動産屋さんによって定義がバラバラだったりするんだ。
だから、賃貸物件を探すときは共益費=管理費と考えても特に問題はないですッ!
共益費や管理費のない賃貸物件の管理事情
「共益費や管理費のない賃貸物件は、きちんと管理がされていないの?」
こんな風に思ってしまいがちですが、家主さんによっては家賃の中に共益費や管理費を含めて徴収し、別に管理費として充てていることもあるそうですッ。
気になる場合は、不動産屋さんや家主さんに聞いてみることをおすすめするよ。
その2:どうして管理費・共益費を家賃に含めないの?

「最初から家賃に含めちゃえばいいのに、どうして別で表記しているの?」こんな風に思っている人いるでしょ!絶対いるでしょ!
でも、これにもちゃ〜んと理由があるんだよ。
家賃が安く見えるので目に留まりやすい
家賃58,000円+共益費2,000円の物件と、家賃60,000円(共益費込み)の物件。どっちの表記が安く見えるかな?
人によって差はあると思うけれど、前者のほうがちょっぴり安く感じることが多いんだ。
それに、不動産屋さんの情報サイトで賃貸物件を探すときは、家賃のみの値段で検索をかけることがほとんど。
そのため、共益費を別にして家賃を安くしたほうが、検索したときにヒットしやすいんだよ〜!
入居者の負担を抑えるため
入居時にかかる敷金・礼金や更新料などは、家賃のみにかかりますッ。そのため、共益費や管理費を抜いて家賃そのものの値段を設定しておいたほうが、入居者にかかる負担は小さくて済むんだ。
その3:共益費の相場はどれくらい?

物件によって共益費・管理費は差があるけれど、どれくらいが相場なのかは損をしないために知っておきたいよね。
賃貸マンションの場合、家賃の5%~10%程度の共益費・管理費ならちょうど良いと言われているよ!
もしも5%以下なら、マンションの管理がしっかりされていないことも。内覧のときに、エントランスが散らかっていたり、補修されていない箇所があったりしないかチェックする必要がありますッ。
10%以上だと高すぎる可能性もあるので注意して。
一般的にエレベーターのある賃貸マンションは共益費・管理費が高く、家賃の7~10%ほどはとられてしまうこともあります。でも、十分な設備やサービスがないのに高すぎる共益費・管理費が設定されていたら、共益費を値下げしてもらうように頼むか、違う物件を選ぶようにしたほうがいいかもしれませんッ。
その4:フリーレントの物件なら共益費・管理費も最初はタダ?

家主さんの都合により、約1~3ヶ月分の家賃が無料になるフリーレント物件。
「フリーレントだから最初は完全無料で住めちゃう~♪キャッキャッ」なんて浮かれているのも今のうち!実は、フリーレント物件でも別途記載がない限りは共益費・管理費は免除にならないのですッ。
なぜなら、共益費・管理費は個室にかかるお金ではなく、マンションの共有スペースのためにかかるお金だから。
「共有スペースを利用する以上は、原則として共益費・管理費は払わなくてはいけない」と認識しておこう!
その5:共益費・管理費は値下げ交渉可能?

賃貸物件を契約するときに「家賃の値下げ交渉をした」なんてよく聞く話だったりするよね。
同じように、家主さんや不動産屋さん次第では共益費や管理費も値下げが可能なんだ。
ダメもとで頼んでみると、値下げしてくれることもあるかもしれないよ!?
共益費・管理費についてもちゃんと理解しておこう!
共益費・管理費にきちんと理解していないまま支払っていたり、契約を結んでしまったりしていることも多いはず。でも、きちんと理解しておくことで、損することを防げたり得をすることに繋がったりするんだ。
賃貸マンションを探すときは、頭の片隅に入れておいてね~!