【大手9社徹底比較!】知らないウチに損してる?賃貸の火災保険を自分で選ぶという選択

どんな火災保険に入っているか知っていますか?

賃貸契約をした時に、合わせて加入することが多い火災保険ですが、契約書を読まずに言われるがまま、なんとなく契約をしていませんか?

もしかしたら、自分のスタイルに合っておらず、火災保険料を支払いすぎている可能性があるかもしれません。

「不動産会社指定の火災保険に加入すること」になっている場合は、保険会社を選ぶのは難しいかもしれませんが、必ずしも、提案された火災保険でなければならないということはありません。

各保険会社に様々なプランがありますので、まずは内容を知ることが大切です。一度契約する前に、不動産会社へ相談してみるのが良いでしょう。

また、賃貸契約の際に結ぶことの多い火災保険ですが、賃貸とセットで契約しているものではありませんので、賃貸の更新のタイミングなどで、契約の見直し、火災保険を切り替えても大丈夫です。

今回は大手9社が販売している、一般的な火災保険の補償項目をご紹介しますので、この機会にあなたの火災保険の内容を、今一度見直してみませんか?

目次

火災保険の保証項目
大手9社の火災保険の比較表
1:東京海上日動
2:三井住友海上
3:損保ジャパン日本興亜
4:AIU保険
5:富士火災
6:日新火災
7:セコム損保
8:朝日火災
9:あいおいニッセイ同和損険
終わりに

火災保険の保証項目

火災、落雷、破裂など

火災や放火、落雷による電気系統のトラブルなどが対象。近隣住民が起こした火災による被害も対象に含まれます。

爆発風災・ひょう災、雪災など

雪、風、ひょう、竜巻などの被害を補償してくます。豪雪で屋根が落ちた、竜巻で建物が壊れた場合などが対象です。雪が解け、水に変わった場合は「水災」の補償範囲になります

水災

水
台風や突発的なゲリラ豪雨。これらが原因で発生した、洪水や土砂崩れなどが補償される項目です。最近は、突然のゲリラ豪雨で下水などが氾濫することもあり、川が近くにない場所でも水害に巻き込まれる可能性があるため、入っておくと役立つ場面があるでしょう。
津波などが原因の浸水や、家屋倒壊は水災に含まれないので、ご注意ください

水濡れ損害

「水濡れ」は給排水設備に起こった事故が対象です。冬場によく起こる、水道管の凍結による破裂事故などによる被害が補償されます。近隣住民が原因の雨漏りによる被害なども補償項目に含まれますが、風呂の水が溢れた場合の被害などは対象に含まれません。偶然、不可抗力で起こる事故のみが対象です

衝突

外からの物体の飛来、落下、衝突により、物が破壊されたものが対象です。車に追突され、建物が破壊された場合などに被害が保障されます。

盗難

泥棒
盗難被害があった時に使える保険。自宅に空き巣などに入られたことによる被害などが補償されます。盗難されたもの以外にも、空き巣に破られた窓ガラスの修理代なども範囲に含まれます。

破損

うっかり」起こしてしまった事故を補償するものです。子供が投げたボールで窓ガラスが割れた場合などに使われます。火災や水災の場合でも、「うっかり」の要素があると、破損扱いになることがあるので、加入しておくといざという時に保険が使えないという心配もありません。

費用保険金

災害による損害で、修理費以外にかかった費用を保障してくれます。
例えば、台風で家が浸水し、家を修理するまでの間、ホテルに宿泊した費用など適用項目です。

費用保険金は、地震や水道管の破裂など、各社が細かい状況を想定した商品を販売しているので、ご自身の状況にあった保険を選ぶようにしましょう。

地震保険について

地震による損害は、火災保険では補償されていません
地震が起こると、火災が発生することこともありますが、地震による火災被害は火災保険の補償対象外。地震を原因とする被害は全て、地震保険によってのみ補償されるものなのです。

また、地震保険は、火災保険に付帯して契約するものなので、地震保険のみで申し込みをすることはできません
ここ最近、地震への意識が高まってきておりますが、いつ大きな地震が来るか分かりませんので、地震保険にも加入しておくと良いでしょう。

大手9社の火災保険の比較表

今回は、東京都の住まいで保険金額が500万円、5年間で7,000円以内という条件で大手9社の火災保険をかけた場合の補償項目を表にまとめました。各社とも追加費用で補償範囲を広げることはできますが、まずは標準プランについて知っておきましょう。

※保険会社の補償内容に応じた各プランや保険金額の設定、有料付帯サービスの申し込み、地震保険加入の有無などによって、金額は変わります。

掛け金の比較

保険会社名 掛け金/1年 掛け金/5年 掛け金/10年
1.東京海上日動 1,490円 6,410円 11,710円
2.三井住友海上 1,520円 6,580円 12,160円
3.損保ジャパン日本興亜 1,490円 6,390円 12,190円
4.AIU保険 適用なし 6,100円 11,620円
5.富士火災 2,000円 6,320円 11,620円
6.日新火災 2,000円 6,250円 11,900円
7.セコム損保 2,000円 6,010円 11,450円
8.朝日火災 2,000円 6,500円 12,350円
9.あいおいニッセイ同和損険 適用なし 6,510円 12,500円

保証されている項目

保険会社名 火災
落雷など
爆発鳳災
ひょう災
雪災
水災 水漏れ損害
1.東京海上日動
2.三井住友海上
3.損保ジャパン日本興亜
4.AIU保険
5.富士火災
6.日新火災
7.セコム損保
8.朝日火災
9.あいおいニッセイ同和損険
保険会社名 衝突 盗難 破損 費用保険金
1.東京海上日動
2.三井住友海上
3.損保ジャパン日本興亜
4.AIU保険
5.富士火災
6.日新火災
7.セコム損保
8.朝日火災
9.あいおいニッセイ同和損険

水災、破損に対応していない保険が多いことがわかります。
火災保険を選ぶ際には、まずこの2項目をチェックされてみてはいかがでしょうか?

東京海上日動『トータルアシスト住まいの保険』

東京海上
(出典:東京海上日動
火災、風災、水災などのリスクを保証する基本補償のほか、4つの付帯サービス等で構成されています。

■ 付帯サービス
【無料】
・事故防止アシスト:安全運転に役立つ情報や防災・防犯の情報をネット上にて提供。
・メディカルアシスト:24時間、緊急医療相談に電話で対応、夜間・休日受付をしいる救急病院等の案内など。

【特約(オプション)】
・緊急時助かるアシスト:カギのトラブルや水回りのトラブル対応サービス。
・住まいの選べるアシスト:火災、落雷、破裂・爆発事故、盗難など、事故後の再発防止策としてお好みの補償メニューを選べます。
(例:家庭用スプリンクラーの設置や、防犯カギの設置など)

■ 費用保険金
・残存物取片づけ費用保険金(例:火事で燃えた建物の燃え残りの片付けに必要な費用)
・損害原因調査費用保険金(例:水濡れが起きた原因を調査する費用)
・仮修理費用保険金(例:強風で物が飛んできて壁に穴があいた際の修理費用)

上記のほか、修理付帯費用保険金、損害拡大防止費用保険金、請求権の保全・行使手続費用保険金、失火見舞費用保険金、水道管凍結修理費用保険金、地震火災費用保険金などの費用を補償しています。

※保険の内容や注意事項など、詳細は店頭やwebページでご確認ください。
■ 詳しくは、東京海上日動HPへ→

三井住友海上『リビングFIT』

三井住友海上
(出典:三井住友海上

自身の家財の補償に加え、大家さんや第三者への賠償責任の補償もセットにした、賃貸に住んでいる住人専用の保険。

■ 基本補償内容のほか、賠償責任等についても補償
1:大家さんへの法律上の賠償責任を補償
(例:タバコの火の消し忘れからボヤを出してしまったなど)

2:日常生活で第三者への法律上の賠償責任を補償
(例:浴槽のお湯をあふれさせ、階下の家財に被害を与えてしまった場合など)

3:借用住宅の修理費用を補償
(例:泥棒が割った窓ガラスを貸主と契約に基づき自己の費用で修理した場合など)

※上記1、2の補償については、三井住友海上が被害者との示談交渉を行うサービスがセットされています。

※保険の内容や注意事項など、詳細は店頭やwebページでご確認ください。
■ 詳しくは、三井住友海上HPへ→

損保ジャパン日本興亜『THE 家財の保険』

損保ジャパン
(出典:損保ジャパン日本興亜

賃貸住宅内収容家財一式を対象とした火災保険で、自身の家財の損害はもちろん、大家さんへの賠償責任が発生した場合にも、充実した補償を提供しています。

■ 特徴
1:大家さんへの賠償を補償
借りている部屋が火災になってしまったときなど、大家さんに対して法律上の損害賠償責任を負う場合、法律上の損害賠償責任が発生したことによる損害を補償。

2:家財の損害を補償
配水管が破裂して、家具が水に濡れてしまったり、自宅に空き巣が入り、家財が盗まれてしまった場合などの補償。

3:同居人の方の家財も補償
被保険者が所有する家財だけではなく、同居人が所有する保険証券記載の借用戸室に収容されている家財も合わせて補償。

4:家財の保険金額は、新価の範囲内で自由に設定
家具を揃え直すのに必要な金額の範囲内で、自由に保険金額を設定できます。
※新価とは、保険の対象と同一の質、用途、規模、型、能力のものを再取得するのに要する額のこと。

※保険の内容や注意事項など、詳細は店頭やwebページでご確認ください。
■ 詳しくは、損保ジャパン日本興亜HPへ→

AIU保険『リビングサポート保険』

AIU
(出典:AIU保険

大切な家具、家電、お気に入りの衣類などを、火災や盗難などによる損害を補償する保険です。

■ 特徴
1:安心の新価(再調達価額)実損払方式
万一、家財に損害が発生した場合、契約金額を上限として、同等のものを新たに購入するのに必要な金額を補償。

2:大家さん・第三者への賠償責任を補償
大家さんに対して法律上の損害賠償責任が発生した際、入居者が損害賠償金を負担しなければならない場合の損害賠償金を補償。また、日常生活で第三者にケガを負わせたり、第三者のものを壊してしまった際、法律上の損害賠償責任が発生した場合の損害賠償金を補償。

3:同居人の家財も補償対象
ルームシェアリングや結婚前の同居なども安心補償。

4:引越時の万一の保険手続きモレ
転居により、保険の対象である家財をほかの場所に移す場合、移転日から通知するまでの期間も補償期間とする。

※保険の内容や注意事項など、詳細は店頭やwebページでご確認ください。
■ 詳しくは、AIU保険HPへ→

富士火災『ライフパートナーα』

富士火災
(出典:富士火災

大切な家財の補償と日常生活での損害賠償や貸主さんへの補償がセットになった、賃貸住宅入居者専用の火災保険。

■ 特徴
1:日常生活の安心をサポートする充実の補償
家財の補償、貸主さんへの損害賠償事故の補償、日常生活での損害賠償事故の補償。

2:家財の損害に対する保険金は、新価を基準に実際の損害額をお支払い
※支払われる損害保険金は契約金額が限度になります。

3:示談交渉をサポート
貸主さんへの賠償事故や日常生活における賠償事故が発生した場合、示談交渉をサポートしれくれます。

※保険の内容や注意事項など、詳細は店頭やwebページでご確認ください。
■ 詳しくは、富士火災HPへ→

日新火災『お部屋を借りるときの保険』

日新火災
(出典:日新火災

賃貸住宅に入居するときに必要な補償がセットになった保険。

■ 特徴
1:リーズナブルな保険料
インターネットで契約するため、保険料がリーズナブル。

2:賃貸住宅入居者向けのずっとつきあえるポータブルな保険
日本中とこでも同じ保険料なので、別の賃貸住宅に引っ越しをしても解約・再加入の手間ナシ!

3:住所変更・解約もネットで簡単に手続きできる
引っ越しをしたときの住所変更や、住宅を購入したときなどの解約手続きなど、契約変更は全てインターネットで簡単手続き。さらに、自動更新なので、更新忘れもナシ!

※保険の内容や注意事項など、詳細は店頭やwebページでご確認ください。
■ 詳しくは、日新火災HPへ→

セコム損保『セコム安心マイホーム保険』

セコム
(出典:セコム損保

4つの大きな特長によって、ピッタリの安心をお届けします。

■ 特徴
1:希望の補償範囲に合わせて、プランが選択できる
基本補償をワイドプラン、ベーシックプラン、スリムプランの3つのプランから選べます。

2:特約を自由に選択することができる
各種特約を組み合わせることにより、必要な補償に絞った契約設計が可能。

3:各種割引が充実
「ホームセキュリティ割引」「オール電化住宅割引」「耐火性能割引」など、各種割引を適用することができる。

4:基本補償に免責金額を設定することができる
基本補償で、万一事故が発生した際の災害に対して、免責金額(事故負担額)を設定することで、保険料を抑えた契約設計が可能。
※保険金のお支払いの際、保険金額または所定の支払限度額を限度とし、損害額から免責金額を差し引いた金額が損害保険金のお支払額となりますので、ご注意ください。

※保険の内容や注意事項など、詳細は店頭やwebページでご確認ください。
■ 詳しくは、セコム損保HPへ→

朝日火災『セーフティ家財』

朝日火災
(出典:朝日火災

賃貸住宅居住者向けの家財の住宅総合保険。

■ 特徴
1:家財の住宅総合保険
火災・落雷・爆発・風災・水災をはじめ、様々な災害で大切な家財に損害を受けた場合の補償。

2:個人賠償責任補償特約
日常生活の中で家族の方が偶然的な事故により、他人にケガをさせたり、他人のものを壊したりして法律上の損害賠償責任を負った時の補償。

3:借家人賠償責任補償特約
火災・破裂・爆発により、借りている戸室に損害を与え、借用戸室の貸主に対して法律上の損害賠償責任を負った時の補償。

4:修理費用補償特約
風災や盗難などの事故により、借りている住まいに損害が生じた場合、賃貸借契約に基づき自分で修理しなければならない場合の補償。
※賃貸借契約書上、借主の修理義務が定められている場合に限る。

※保険の内容や注意事項など、詳細は店頭やwebページでご確認ください。
■ 詳しくは、朝日火災HPへ→

あいおいニッセイ同和損険『タフ・住まいの保険』

あいおいニッセイ
(出典:あいおいニッセイ同和損険

充実した補償と頼れるサービスで、建物・家財などを守ります。
損害保険金の支払対象となる事故の範囲に応じて、ワイドプラン、ベーシックプラン、エコノミープランの3つのプランから選べます。

■ 特徴
1:充実した補償
大切な家財である「建物」「家財」を対象に、火災はもちろん、風災や水災などの自然災害、盗難、破損、汚損などの偶然な事故までしっかりと備えます。
※ワイドプランの場合。

2:頼れるサービスと安心の事故対応
“住まいの困った”にスピーディに対応する、頼れる無料サービスを提供。

3:環境配慮と社会貢献
パソコンなどからいつでも契約内容や約款を閲覧できます。紙の使用の削減、環境保護にもつながるeco保険証券・web約款を選べます。

※保険の内容や注意事項など、詳細は店頭やwebページでご確認ください。
■ 詳しくは、あいおいニッセイ同和損険HPへ→

終わりに

賃貸を契約した際、同時にすすめられることが多い火災保険

書類を読まず、そのままハンコを押してしまった経験をお持ちの方も多いのでは?

このように項目別にみていくと、火災保険にも補償価格や範囲に違いがあることがわかりますね。

もし、近々賃貸契約をされる予定がある方や更新時期が近い方は、自分のスタイルに合わせて火災保険を見直してみませんか?