一人暮らしでもダイニングテーブルが置きたい!上手な選び方とレイアウト集

一人暮らしのお部屋は広さが限られてしまうので、どの家具をおけばいいか選択しなければいけません。特に1Rや1Kのお部屋だとダイニングルームがないのでダイニングスペースは作れないと諦めてしまう人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、ダイニングルームを工夫して作る方法をお伝えしたいと思います。

一人暮らしの間取りでダイニングテーブルは置ける?

8畳以上あれば1R、1Kでもレイアウト次第

p
一人暮らしの部屋であっても、可能ならきちんとした食事コーナーを作りたいものです。そのためにはダイニングテーブルを部屋に置く必要がありますが、これが結構場所ふさぎになります。しかし、リビングとダイニングを共用する、キッチンとの仕切りに利用する、テーブルを壁に付ける配置にして余分なスペースを取らないようにする、等レイアウトを工夫をすることで、間取りが1Rや1Kの狭い部屋でも無理なく配置することができます。しかし、本格的な食事用のテーブルを置くためには、最低でも8畳くらいの部屋の広さが必要です。8畳以下の部屋にテーブルを置く場合は、折り畳み式にして不要なときは部屋の隅に置く、収納用ワゴンの上面を食卓として代用する、などの工夫でダイニングコーナーを確保することにして、余分なスペースを作らないようにしましょう。

テーブル選びは慎重に

p
自分の部屋に置くテーブルを実際に選ぶ際には、それが限られた空間の中でどれぐらいのスペースを占めることになるのか、常に頭に入れながら選ぶことが必要になります。実際の見た目より1サイズ小さいものを選ぶくらいでちょうど良いです。テーブルは、それ自体の他に、椅子を置いたりスムーズに通行したりするために周囲の空間を必要とするので、その点も注意してください。しかもテーブルは、家具売り場では実際より小さく見えるのが普通です。

一人暮らしのダイニングテーブルの選び方

四角いものより丸いものの方がスッキリ

p
ダイニングテーブルには、主に四角形と丸形の2種類に分かれます。四角いテーブルは少々スペースを占めるように感じるため、部屋の隅に置くなど、レイアウトの工夫でカバーすることが必要になります。これに対して丸いテーブルは、周囲に座るためのスペースや通行のためのスペースを必要としますが、部屋の全体をすっきりとした雰囲気に見せることができます。本当にスペースが限られているときは、四角いものを選んで壁に付けるようなレイアウトにするより他にありませんが、多少なりとも余裕があるのなら、小さい丸いテーブルを置いて、ダイニングコーナーを作るのも素敵です。あるいは両方の良さを持つ、側面の一部が切り取られたように真っ直ぐになっている丸形(丸い折り畳みテーブルの片側を折り畳むと、この形になります)を選べば、丸みを持つ形であっても壁に沿っておけるレイアウトが可能です。部屋の中をスッキリと見せてしかも余分なスペースを必要としない配置にするためには、このような家具を試してみるのも面白いでしょう。

カウンタータイプはオシャレでコンパクト

p
カウンタータイプのテーブルは、一人暮らしのためにあるようなものです。キッチンとの境目に置くと良い間仕切りになります。特に、バーカウンターのようなタイプだと、椅子の高さが少々高くなりますが、薄くコンパクトで、何かと便利です。本格的な夕食を取るスペースとしては少々狭いかもしれませんが、朝食用のコーナーにはぴったりです。夜は外食が主なのでダイニングテーブルは不要、と考えている人にとっては、部屋をおしゃれに見せる良い選択だといえます。

収納付きだとスペース節約

p
収納付きのタイプのテーブルも、しばしば見かけます。少しでも収納機能が付いていると、普段は使わないワイングラスなどをおしゃれに並べたり、読みかけの雑誌を置くためのコーナーにしたりすることができるので、部屋の空きスペースの節約にも何かと貢献します。特に片面が収納、片面がカウンター型になっているものは、収納部分をキッチンに面するように置くと、キッチンの作業台兼収納スペースにもなるので、いろいろ便利です。

上手なダイニングテーブルの置き方実例集

狭いアパートでの一人暮らしであってもきちんとした食事のスペースを確保したい、と考える人は、まずダイニングテーブルをどのようなものにするか、どのような置き方が可能か、ということに知恵を絞る必要があります。以下にそのアイデアをいくつか提供しますので、ご自分のアパートの間取りやライフスタイルによって、どんな方法が最もふさわしいかを考えながら、おしゃれで使いやすい配置を考えてみて下さい。

置き方例1

p
カウンターテーブルをキッチンとの区切りとして置いて、バーコーナーのような雰囲気に。キッチンが隠れて部屋全体がお洒落な雰囲気になります。カウンターテーブルはキッチンにとって、収納スペースを増やす役割も果たします。キッチンが対面式でカウンター付きだった場合は、そのまま椅子を置くだけでもOKです。

置き方例2

p
リビングのソファの前に、高さ60cmから65cmぐらいのテーブルを置いて、食事の場所とのくつろぎの場所を同時に確保するアイデア。一人でゆっくりとくつろぎながら、三度の食事もしっかり摂りたいと考えている人に、お勧めです。

置き方例3

p
勉強用・作業用のデスクを、そのまま食事に活用してダイニングテーブルを兼用させるということも。食事の度に作業中の本や書類を片付けなくてはならない、という点が少々面倒臭いのですが、どうしても勉強コーナーあるいは書斎を設けないといけない人にとっては、狭い間取りの中に、デスクとテーブルの双方を置く、というスペースの無駄を避けることができる良いアイデアです。

置き方例4

p
折り畳み式の天板がついたワゴンを、ダイニングテーブルとして使うという手段も考えられます。これなら、好きな場所に転がして行って食事をし、使わないときは折り畳んで隅に寄せておくこともできます。ワゴンの部分は、もちろん収納に利用して下さい。

置き方例5

p

狭いスペースに独立した食事のコーナーをどうしても作りたい場合は、壁に小ぶりなテーブルを付けて使って下さい。この場合、テーブルの形は壁に添わせることができる四角か半円形のものに限られます。「狭い」「おしゃれじゃない」と感じる人は、壁に広いミラーを飾って錯覚の力でスペースを広く見せるとか、照明の配置を工夫することで、おしゃれなダイニングコーナーに変身します。

まとめ

cover-1589427_640
一人暮らしでも、部屋が狭くても、ダイニングテーブルをどうしても置きたいという人のために、以上の通り、いくつかのアイデアを示してみました。思ったよりいろいろの可能性があることがわかります。最後に肝心のテーブルの選び方に関して、いくつかの注意点を追加しておきましょう。
テーブルは、可能な限りスペースに無駄の出ない円形のものを選ぶこと。四角形テーブルは、一見おしゃれに見えますが、周囲にそれなりの空間を必要とするものです。
来客が多いなどの理由で大きなテーブルが時として必要になる場合には、伸張式のテーブルを選ぶのも一案です。
テーブルを選ぶ際には、必ず一緒に使う椅子との高さのバランスを考えて慎重に選ぶこと。椅子に対してテーブルの高さが高すぎても低すぎても、座ったときの姿勢が不自然になって、思いのほか疲れるものです。特に、書斎のデスクと兼用したり、リビングのソファの前に置くときは、どれくらいの高さのテーブルとイスが座っていて疲れないかを、慎重に見極めましょう。既にセットで販売されている椅子とテーブルなら、そんな心配をする理由もないと思うので、小ぶりなダイニングセットを選び、椅子の個数は必要最低限の数に減らしてもらう、というのも、利口な方法かもしれません。

自分のお部屋にぴったりなダイニングテーブルを選んで、快適な食事タイムを過ごしてみませんか。

シェア!