一人暮らしでもペットって飼って良いの?どんなペットが飼えるの?

一人暮らしをしていると、気分が落ち込んだ時や切羽詰まっている時などにそっと隣に寄り添ってくれるような優しさが欲しくなることありませんか。そんな時にふと可愛らしいペットがいたらなぁと思うわけです。でも、一人暮らしでペットって飼って良いものなのでしょうか。また、飼えたとして室内飼いできる動物ってどのくらいいるのでしょうか。今回は、そんな疑問にバッチリお答えしていきたいと思います。

一人暮らしでもペットって飼える?

自分のライフスタイルにあう種類選びが大事

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一人暮らしで忙しいけどペットを飼って癒されたいという人は、自分に合ったペットの種類を選ぶことが大切です。

散歩に行く時間は?

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昼間仕事に出ていて散歩をする時間がないという人には、犬はオススメできませんそういう人に向いているのが、猫です。猫は基本的にリードをつけて決まった時間に散歩させなくても自由気ままに活動をする生き物なので、時間が取れないという人には打ってつけです。しかし、猫が十分な運動ができるように広めのスペースを作ってあげることが必要です。

トイレの世話はマメにできる?

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生き物を飼う上で重要になるのが、ケージの掃除です。生き物の中には清潔でないと過度にストレスを感じるものもいます。しかし、なかなか時間が取れないという人には、うさぎが向いているかもしれません。うさぎは基本的に一か所に排泄をする生き物なので、比較的掃除が楽だとされています。そうとはいえ、汚いと思ったらトイレの世話はきちんとするようにしましょう。

餌の時間は取れる?

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生き物も食べ物を食べなければ生きてはいけません。普段なかなかコマめに餌をあげられそうにないという人は、モルモットやカメを検討してみてはどうでしょうか。モルモットは野菜類であれば何でも食べるので、あげるものに悩むこともありません。また、ペレットだけでも大丈夫なので、餌をあげる時間も短くて済みます。また、カメは成体になれば一日おきでも大丈夫なほど強いので、うっかり忘れても大事に至ることはありません。

飼う前にしっかり考える

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自分のライフスタイルに合うといっても、やはり生き物を飼うからにはきちんと下準備をしておくことも必要です。

ペット可の部屋かどうか

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マンションやアパート暮らしを考えている場合は、その部屋が動物の飼育は可能かどうかを確認することが重要です。不可なのに飼っていた場合は最悪追い出されてしまうので、決める前にチェックすることを忘れないようにしましょう。また、物件の中には犬猫は可でも、その他の生き物は不可としているところやその反対もあるので、飼う予定の生き物を持ち込める部屋かどうかも隅々まで情報をチェックすることが大切です。

自分に何かあったときはどうするか

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一人暮らしをしていると、当然ながら他に生き物の世話をしてくれる人はいません。万が一自分に不測の事態が起こった場合を想定して、ホテルや動物病院など生き物を受け入れてくれる外泊先を探しておくことが重要です。また、家族にも生き物を飼っていることをきちんと報告しておくようにしましょう。

病気や怪我のケアはできるか

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生き物を飼っていると、突然病気を発症したり怪我を負ってしまうときがあります。そんなときのためにも、家の近くで動物病院を探しておくと安心です。また、それらの治療には結構な費用がかかるので、そういったことも想定してお金を準備しておくと緊急事態にも焦らずに済みます。

責任もって最後まで飼えるか

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生き物を飼う上で何より大切なことは、その生き物を最後の息を引き取る瞬間まで面倒がみられるかということです。動物も人間同様大切な一つの命なので、一度飼うと決めたからには最後まで責任を持って飼育するようにしましょう。この責任とは、単に最後まで飼育するということではなく、病気になったら病院で治療をしてもらい、餌をきちんとあげてケージを定期的に掃除をするという、飼い主であれば当たり前の行動のことを指します。
また、成長したら想像と違ったといって道端に捨てたり、すぐに保健所などに持ち込む人もいますが、飼い主としてはその行為は論外です。そこから野生化してしまうと、自然の生態系を乱す一大事になりかねません。そうならないためにも、生き物を飼う前にきちんと予備知識を入れたり下準備をしておくことが重要なのです。一人暮らしであるからこそ、正しい知識と種類選びで人間も動物も楽しく暮らせる環境づくりを心がけるようにしましょう。

一人暮らしにオススメのペット

何かと寂しさに苛まれる一人暮らし。ならばペットでも飼ってみよう!と考える方は多いのではないでしょうか。
しかし、急に飼うといっても、一人だけで問題なく飼う事が出来るのかが心配になります。
そこで今回は、一人暮らしでも手軽に飼える事ができ、かつかわいくて人気なペットを、特に魚シリーズと小鳥シリーズに分けてまとめてみました。

魚シリーズ

まずは魚シリーズですが、小型魚類は昔から、手がかからずに飼育できる生き物の代表格です。今は飼育自体というよりも観賞用としての人気が高まってきている種類でもあります。そんな魚シリーズからは二種類をピックアップしてみました。

金魚

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金魚は昔から定番の人気があります。金魚といえばすぐに死んでしまうという印象もありますが、実はそれは間違いです。金魚は水質や餌のあげ方さえ間違えなければ、種類によっては20年以上も生きるんです。今は昔と違って比較的丈夫な種類や色鮮やかな種類が開発されていますので、その種類の豊富さも魅力といえます。また、魚類は犬や猫などをNGとしているマンション等でも飼う事が出来るという点も魅力的です。

熱帯魚

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熱帯魚も金魚と同じく、犬猫等NGのマンション等でも飼う事が出来るという事が魅力の一つですが、何といっても熱帯魚の最大の利点は種類の豊富さです。カラフルな種類や変わった形の種類など、金魚よりも更に多くの種類があり、水槽やその中に入れる水草などを工夫すれば、単なるペットというだけではなく、インテリアとしても楽しむ事ができます。
ただ、種類が豊富な為、その種類に合った飼育方法をしっかりと調べないとすぐ死んでしまうというデメリットもあります。

鳥シリーズ

次に鳥シリーズです。小型の鳥類も魚類と同じく部屋で飼える事が魅力的で、鳴き声が寂しさやもの悲しさを紛らわせてくれるという点でもお勧めしたい種類です。そんな鳥シリーズからは三種類をピックアップしました。

インコ

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インコは鳥類の中でも比較的小型で飼いやすい種類として人気があります。特にセキセイインコと呼ばれる種類が人気ですが、その理由は比較的安価な事と人懐っこい事です。ちょっと仲良くなれば、手のひらに載せるなんて事も比較的簡単に出来ます。さらに、セキセイインコの中には、訓練すれば人間の言葉をマネする種類もいます。一人暮らしの人の中には、テレビと会話するなんて人もいると聞きますから、それならインコと会話してみてはいかがでしょうか。

文鳥

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文鳥も昔から飼いやすい種類の鳥類として知られており、チッチッチという雀のような鳴き声が人気です。こちらも比較的安価に入手でき、エサ代もあまりかかりません。フンの臭いや体臭があまりないというのも特徴的です。また、人懐っこさもあるので、セキセイインコと同じく手のひらに乗せて楽しむといった事も可能です。ただ、あえてデメリットをあげるとすれば、寒さに弱いという点があります。ですので、冬場に寒さが増す土地や部屋の温度をあまり調節できない環境で飼育するのは難しいかもしれません。

▼ジュウシマツ

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ジュウシマツは文鳥と同じフィンチ類と呼ばれる種類の鳥で、文鳥と同じく飼いやすい小型の鳥類として昔から人気があります。値段はセキセイインコや文鳥よりは少し高めですが、それでも犬や猫等よりは断然安価です。ジュウシマツはとても性格がおとなしい鳥なので、手がかからないという意味ではセキセイインコや文鳥よりも飼いやすいかもしれません。ただその反面、臆病で寂しがりやという面もあります。その為、二匹以上で飼う事を推奨しているというお店もあります。ですので、こちらは毎日鳥と遊びたい人や世話好きな人に特にお勧めしたい種類です。

★哺乳類シリーズ

▼犬

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一人暮らしに関わらず人気の犬はさみしがり屋の方にはぴったりです。毎日のお散歩が必要ですが運動不足の解消にもなり、近所の方と愛犬を通じて顔見知りになれる可能性もあります。甘えん坊の犬種が多く、小型犬なら室内でも気軽に飼えるのでいつも一緒にいてくれるペットが欲しい方におすすめです。ただ、躾をキチンとしないと吠えて近所迷惑になったり、留守中に部屋を荒らされてしまうこともあるので躾は大切です。

▼猫

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ツンデレな性格が人気の猫は気まぐれに外に遊びに行き、自由に帰ってくる予想の出来ない可愛さに溢れています。のら猫がなついて結局飼ってしまったという方も多く、なついてくれるまで時間はかかりますが、心を許したらとことん一緒にいてくれる不思議な魅力に溢れています。無心に遊ぶ姿に心奪われること間違いなしです。室内で買う場合は家具などで爪を研ぐこともありますので家具の保護は重要です。

▼うさぎ

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室内で飼えるうさぎはつぶらな瞳が人気です。ゲージで飼っている方がほとんどですが、犬などと違って鳴くこともありませんし、暴れることもほとんどありません。静かでなおかつ一緒にじゃれたり出来るペットが欲しいかたにおすすめです。

▼フェレット

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小さな哺乳類が欲しいかたにおすすめなのはフェレットです。とても人懐っこくて、あまり知られてはいませんが実は芸を覚えることが出来るほど頭がいいので、一緒にいても飽きることはありません。

▼ハリネズミ

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ペットが欲しいけれど臭いが気になるといった方におすすめなのがハリネズミです。ハリネズミは他の動物に比べて臭いが少なく、更には暴れることもほとんどないため、掃除なども簡単です。忙しくてあまり手をかけられないといった一人暮らしの方にはピッタリです。

▼ハムスター

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低価格で手に入れることが出来るハムスターは二~三匹飼っても他の動物よりもお金がかからないため不動の人気を誇っています。ゲージに遊び道具を準備してあげる必要がありますが、無心に遊ぶ姿を眺めていたいといった方におすすめです。

★爬虫類・両生類シリーズ

▼カメ

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貫禄があり長生きのカメは小さな頃から育てて大きく成長させる楽しみがあります。我が子のような感覚でどんどん大きくなる姿を間近に感じることが出来、オスとメス二匹飼っている方も少なくはありません。鳴いたり暴れたりしないので近所迷惑にもなりませんし、エサ代もほとんどかかりません。しかし、水のなかで飼う必要性があるため、水槽の掃除はこまめにして、カメ自体も定期的に洗ってあげないと、臭いの要因となります。臭いが気になるはこまめなお手入れが必要となります。

▼カエル

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爬虫類ブームのなかで実はカエルは密かな人気があります。様々な種類のカエルがおり、種類によっては何十年も生きるといった長生きの品種でもあります。実はスキンシップも出来るといった魅力に溢れています。

▼ヘビ

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爬虫類好きに最も人気なヘビはゆったりとした動きで物音ひとつしないため、都会に在住の方に高い需要があり、静かに飼いたいといった一人暮らしの方におすすめです。水槽のなかで飼うのが一般的ですが、動きが少ないので小さな水槽でも構いません。馴れてくるエサをピンセットから食べてくれるため、あまり手をかけたくはないけれど、たまには構って欲しいという方におすすめです。

▼イグアナ

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少し大きめの爬虫類が欲しいかたにはイグアナがおすすめです。他の爬虫類同様に鳴かないためとても静かに飼うことが出来、見た目に迫力があるため普通の動物じゃ満足できない方に最適です。臭いも少ないですし手がかからないので飼育に時間をかけられない方にピッタリです。ただし、爬虫類はエサにしっかりとこだわってあげなくてはならず、エサ代が哺乳類よりもかかってしまうので注意が必要となります。

まとめ

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一人暮らしでも、ペットを迎える準備ができ自分の気持ちが固まっていたら、飼う事自体はそんなに難しくはありません。とはいえ、相手は生き物です。いくらペットといえど何でも言う事を聞いてくれ、思い通りにいくと言うものではありません。きちんと家族を一人増やして養っていく気持ちと責任と行動力がある人しか飼い続ける事は難しいと思います。飼い続けていきたいと思わせるたまらない魅力がそれぞれの動物にあるのも事実ですけどね!ぜひペットを飼う事を検討してみてください。

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