一人暮らしを始めるにあたって見落としがちなのがインターネット回線の契約ですよね。どう契約すれば自分にとってお得なのか、そもそもどんな種類があるのか知っていますか。今回は、ネット契約をスムーズに進めるために知っておきたい基本中の基本「ネット環境の選び方」をお伝えしたいと思います。
目次
それぞれのネット環境のメリット・デメリット
光回線のメリット・デメリット
家でインターネットを使うための手段の一つに光回線があります。光回線は部屋に回線を引き込み、使用するネット接続です。
光回線のメリットは「安定感」です。
有線でつないでいるために、おおむね安定したネット接続が得られます。
また速度制限や使用制限などもなく、いつでも速いスピードの通信が可能です。
光回線のデメリットは月額料金の高さと、工事費や違約金が発生する可能性があることです。
安定したネット環境を提供しているだけあって、その月額料金はモバイルルーターとくらべて高い傾向があります。
また物件の条件によっては、一から光回線を敷かなければならない場合があり、その際に工事費がかかることがあります。また、解約の時に撤去作業としてまた工事費がかかる場合もあります。
また、光回線は契約にもよりますが、年単位の契約であることがあります。そのため引っ越し時期によっては契約期間を満了する前に解約しなければならなくなり、結果として違約金が生じてしまうことがあるのです。
始める時もやめる時も出費が生じてしまうかもしれないのが光回線のデメリットとなります。
モバイルルーターのメリット・デメリット
家でインターネットを使うもう一つの方法として、モバイルルーターと契約するという方法もあります。
モバイルルーターにはいつでもどこでもネットに接続できるというメリットがあります。
使用できる場所が物理的な線に縛られないため、外出先などでも利用できます。そのため急に引越しが必要になった時などでも心強い味方です。
外出先でもモバイルルーターを使うことでスマートフォンの通信容量を軽減することもできます。
また値段の面でも光回線より安く済む傾向があります。
モバイルルーターを使う場合のデメリットとしては速度の問題があります。
モバイルルーターは光回線と違い、使用する場所によっては場合もあります。
ライフスタイル別節約術
家でネットをよく使う場合
ライフスタイルによってもネットの契約は考えることができます。
家でネットを使うことが多い人は光回線による安定したネット環境があることは、利用機会も多く便利になります。
家にはほとんどいない場合
家にいる事より会社や学校などにいることが多い人は、家に光回線を引く必要はほとんどないでしょう。
会社や学校に使用できるネット環境があり、それで十分という人は契約そのものが不要です。
また外出先でもネットを使いたい人は、モバイルルーターとの契約がおすすめです。
■ネット料金を節約する裏ワザ
ネット使い放題の物件を探す
賃貸物件の中には大家さんの意向でネット環境完備のところもあります。
特に家賃の中に最初からネット料金が含まれている場合や大家さんがネット料金を負担してくれている場合は値段や設置の手間なくネットを使うことができます。
部屋数の多いマンションやアパートを探す
光回線を契約するとき、部屋数の多いマンションやアパートを選ぶことでネット料金がお得になる場合があります。
通信会社の提供しているプランが物件一棟に対し、契約が見込める部屋数によって料金プランが変動するようになっているからです。
部屋数が多い方が一棟当たりの契約料金が低く抑えられることになり、お得になります。
まとめ
一人暮らしを始める人にとっておさえておきたいインターネット環境についてまとめてきました。光回線は、安定した通信が可能ですが、料金が高くなる傾向があります。モバイルルーターは不安定な通信環境になる場合もありますが、料金をおさえることができ、またさまざまなところで使用することができます。
外出の多い人は家に光回線を引いてもほとんど使う機会がないため、外出先のネット環境を利用するか、モバイルルーターでどこからでもネット接続ができる環境を整えるのもおすすめです。
また賃貸の条件からネット料金を節約できる物件を探すこともできます。自分に合った方法で、便利にインターネット接続を利用してください。
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